どんなに食欲不振なときでもカレーは食べられる!カレーを食べれば、元気いっぱい!

日本人向けに味付けされたカレーは、バテバテの状態であったとしても、エネルギーを満タン補充してくれます。

日本人とカレーの歴史を記載しつつ、海上自衛隊のカレー(海軍カレー)を堪能した記事を書きました!

また、平成26年4月19日 午前9:00~午後3:00、海上自衛隊の横須賀基地内で行われた第2回カレーグランプリについても記載しました。

アウトドアで美味しいモノ!海軍カレーをおすすめします!

海上自衛隊カレーは最高!昔も今も横須賀は海軍の軍港で有名です。

(1) JR横須賀線横須賀駅を降りて数歩歩くと、潮風とともに巨大な軍艦が停泊しているのが目に入ってきます。

この町が軍港としての歴史を歩み始めるのは江戸時代末です。

幕末期に幕府の重臣の小栗上野介(おぐりこうづけのすけ)が、フランス公使ロッシュと交渉し、更に技師技師ヴェルニーの協力を得て、横須賀の地に造船所を建設することとなります。

この地は、水深や石造りのドライドック(ドックから水を抜いた状態のことです。)を据えられる岩盤の硬さ、さらに地形がフランスを代表する港ツーロンに似ていることなどから推挙されました。

*このドライドックは横浜のみなとみらい地区にも巨大なモノがあります。

小栗上野介は大変聡明な方で、日本の海防・近代的な製鉄所の建設の見地から横須賀の地に造船所を建設を推進しました。

これが近代横須賀の始点です。

(2) 横須賀鎮守府

ロビンが購入したカレーのパッケージには「横須賀鎮守府」と印刷されています。

これは我が国が終戦を迎えるまで横須賀には「横須賀鎮守府(よこすかちんじゅふ)」が設置されていたことの名残りです。

人々は「横須賀鎮守府」を短縮して「横鎮(よこちん)」と呼んでいました。

海上自衛隊カレーは最高!旧帝国海軍とカレー

明治初期から海軍が創設されると海軍は将兵の健康管理・栄養管理に腐心することになります。

その中で香辛料が利いていて、疲れている時でも食べやすく、美味しく、野菜も、肉も1回の食事で摂取できるカレーが重視されました。

このため旧帝国海軍ではカレーが大変重宝されていたのです。

非常に合理的な考え方をしていました。

民間ベースでのカレーの発端は、新宿 中村屋の夫妻の元で匿われていたラース・ビハーリー・ボース (インド独立の志士)が、中村屋の夫妻にカレーライスを作り、中村屋の夫妻の恩に報いたことが有名です。

これによって、中村屋は昭和2(1927)年に「純印度式カリーライス」を発売します。

この「中村屋」は歴史上の重要拠点として、スポットライトを浴びます。

この当時のことについては、中国の革命家の「孫文(そんぶん)」・2人のボース・頭山満(とうやま みつる)・犬養毅(いぬかい つよし)、内田良平(うちだ りょうへい)等の方々が活躍される様子が様々な書籍に書かれています。

一方、旧帝国陸軍では管理・監督者たる森鴎外(もり・おうがい)(文豪・陸軍軍医)が「米(コメ)」について若干認識を欠くことがあったため、将兵に栄養要素の偏りからくる疾病が発生したこともありました。

*森鴎外は、「小説「舞姫(まいひめ)」・「ヰタ・セクスアリス(ウィタ・セクスアリス)」「雁」等を書かれた方です。」

海上自衛隊カレーは最高!海上自衛隊とカレー

戦後、壊滅した旧帝国海軍は31ノットバークのニックネームをもつ、アーレイ・アルバート・バーク(Arleigh Albert Burke)大将等の協力を得て、再度、海上自衛隊(オーシャンネイビー)として復活します。

やはり海上自衛隊は将兵の健康管理・栄養管理に腐心し毎週金曜日は「カレー」を作ることとなりました。

そして海上自衛隊所属の各艦は艦自体の伝統と料理担当者が腕を競い「各艦独自のカレー」を作ります。

海上自衛隊カレーは最高!よこすか海軍カレー

横須賀をネーミングしているカレーは沢山あるのですが、この「青箱」のカレーは大変美味しいです!

お肉等の具をガンガン食べるっていうタイプのカレーではないです。

汗をかきながらカレー本来のスパイシーなところを味わって食べると大変美味しいです。

ロビンはこの時は必ず「福神漬け」と「冷水」を用意して食べます!

「冷たいお茶」や「冷たいコーヒー(アメリカンでもNG)」はダメです。

舌の感じを時々「福神漬け」と「冷水」でリセットしながら「青箱のよこすか海軍カレー」を堪能します!

海上自衛隊カレーは最高!横須賀基地で第2回カレーグランプリ開催!

去年の第2回 護衛艦カレー・グランプリに行った時のことを書きます。

平成26年4月19日 午前9:00~午後3:00、海上自衛隊の横須賀基地内で行われました。

一皿500円を支払うと4食のカレーを選択し食べることができます。

ロビン一家はいつもの4人で行ったので4食×4人分=16食を吟味できました。

要するに当日グランプリに参加していた全てのカレーを試食しました。

会場には簡易机があり、少々潮風が強かったのですが食べながら投票用紙に美味しいと思う艦のカレーを記入して投票箱に入れました。
下の画像は横須賀基地で行われたカレー・グランプリの会場風景です。

各担当者が各艦であつらえたハッピを着て、「我が艦のカレーが1番美味しい。」と言っている風景です。

朝早くから多くの方が来てました。

1位は潜水艦部隊の「濃厚味わいカレー」辛さの中に甘さがあり!これ本当においしかったです!

2位は護衛艦ちょうかいの「ちょうかい特製シーフードカレー」豪快なシーフードが入っていました!

惜しくも2位でしたが大隊長と母はここを1押しで投票していました!

3位に護衛艦くらまの「内閣総理大臣喫食カレー」となりました。ここも惜しくも3位!

入賞を逃したカレーも甲乙つけがたかったです!

当日、エントリーした艦とメニューは以下のとおりです。

今年のカレーグランプリと比較してみてください!!

横須賀潜水艦部隊 濃厚味わいカレー

護衛艦「あまぎり」 天霧にくにくカレー

護衛艦「はたかぜ」 はたかぜ豚カレー

護衛艦「はるさめ」 Chicken Soup Curry

護衛艦「むらさめ」 昔懐かし「むらさめ」カレー

護衛艦「たかなみ」 燃えよ!!スパイシーカレー

護衛艦「ちょうかい」 ちょうかい特製シーフードカレー

護衛艦「おおなみ」 おおなみプレミアムカレー

護衛艦「はまぎり」 豚角煮と野菜のカレー

訓練支援艦「くろべ」 呉代表カレー

護衛艦「くらま」 内閣総理大臣喫食カレー

護衛艦「こんごう」 チキンカレー

補給艦「ときわ」 ローストビーフカレー

護衛艦「あしがら」 ビーフカレー

護衛艦「あたご」 ビーフカレー

潜水艦は潜行しながら調理しているので熱源は電気だけで調理していると思いましたが、そのようなハンディキャップを乗り越えて見事「1位」に輝きました!!

帰路、車中で「横須賀ストーリー」をガンガン聞きながら家路につきました。

下の画像は、カレー大好きなロビンのイチオシ!絶品カレーです!

スパイシーな濃厚カレーです

食欲不振な時でも『カレー』があれば元気になります!