コールマン508ストーブ2レバータイプは、既に市販されなくなったガソリストーブです。

一般的なレバーが1個しかついていないタイプと比較すると、トロ火が使用できるといった点が評価され、根強い508のファンがいます。

この2レバータイプは、ジェネレーター内を通る液体燃料の流量を黒いレバーでコントロールすることによって、微妙な火加減をコントロールすることができます!

赤いレバーは通常のガソリストーブの赤いレバーと全く同じ機能で、燃焼や消火の役目を担っています。

この機能を十分に使って、アウトドア料理で美味しいモノを作っています!

コールマン508ストーブ2レバータイプのガソリンストーブの操作!このストーブは廃版・絶版です!

コールマン508スポーツスターⅡストーブは燃料レバー(赤)と火力調節レバー(黒)の2種類のレバーが装着されているガソリンストーブです!

このストーブに限らないことですが、コールマン(coleman)のモノ作りに対する姿勢が、ヒシヒシと伝わってきます。

コールマン508ストーブ2レバータイプのガソリンストーブの操作!ストーブのスペック

料理するモノの内容にもよりますが、3人から4人くらいのカレーを作り、さらに、コーンスープを作ること程度は問題なくこなします。

なお、このストーブは買った時に下の画像のレンチが付属しています。

このレンチはインチサイズ(センチではないです!)でメンテナンスにとても重要な役目を担いますので、紛失しないように留意して下さい!

センチのモノを使用するとナットをなめて(潰して)しまう危険があります!

片方が5/16でもう片方が7/16インチです。

コールマン508ストーブ2レバータイプのガソリンストーブの操作方法!

1. マニュアルには、注意として、「その都度パッキングナットを締めてください。」と記述してあって非常にデリケートな部分であることが分かります。

このストーブご使用の前に、黒い火力調節レバーのパッキングナットを5/I6インチのレンチで1/2回転締めて下さい。

黒い火力調節レバーの、使用頻度が高いため、ご使用中にゆるむ場合があります。その都度パッキングナットを締めてください。

2. 燃料を入れてから点火⇒消火まで2レバー独特の手順があります!

燃料タンクキャップを開け、ホワイトガソリンを入れる。

注意・燃料タンクを水平に置いて、注入口からあふれない位に入れ、タンク内に空気圧を加える空間を残しておく。

2.燃料タンクキャップを固めに締める。

ポンピング(燃料タンク内に空気圧を加える)

1.下の画像の赤い燃料レバーを「OFF」の位置にセットする。

4

2.ポンプノブを左へ2回転させる。

3.親指でポンプノブの穴を押さえ、ポンビングする。
  
4.ポンプノブが固くなって、ポンピングできなくなったら、ノブを押し込んで、右に止まるまでまわす。

●点火

1.下の画像の黒い火力調節レバーを「LIGHT/Hi」の位置にセットする。

3

2.点火したマッチやライターをバーナーの上に近づけて、赤い燃料レバーを「ON」と「OFF」の中間下向きに半分位開くと点火する。

3.点火直後に、更に充分ポンビングする。

4.初め黄色い炎を出し、しばらくすると青い炎になる。青い炎になり、火力が安定してきたら赤い燃料レバーを「ON」の位置にセットする。
    
注意・ストーブがトギレルような燃え方をしたり、赤い炎が燃えあがる場合は、空気圧不足かジェネレーター内部のカーボン付着が原因です。

更に充分ポンビングし、黒い火力調節レバーを「CLEAN」と「LIGHT/Hhi」の位置で、素早く数回往復させ「LlGHT/Hl」の位置にセットする。自動的にジェネレーター内部が掃除され正常な青い炎に変わります。
  
火力の調整は、黒い火力調節レバーで右の「Light・Hi」が強、真中の「LO」が弱です。

●消火

1・黒い火力調節レバーを「LIGHT/Hl」の位置にセットし、赤い燃料レバーを「ON」と「OFF」の中間下向きにセットし、30秒位置く。

*この約30秒間で燃料管に残っていたホワイトガソリンが燃焼して空っぽになります。

2.赤い燃料レバーを「OFF」の位置にセットする。ジェネレーター内部に残っているガスがなくなるまで燃えるが、しばらくすると消える。

*これも上記1と同じ意味です!

3.完全に火が消えてI-2分後に、黒い火力調節レバーを「CLEAN」の位置にセットする。
    
注意・2の作業をしないと、生ガスが漏れる原因となります、充分ご注意ください。
     
消火直後や、ストーブが熱をおびている間は、絶対に燃料タンクキャップをゆるめないでください。引火の恐れがあります。

ココは灯油ストーブとの最大の違いです!

消火直後や、ストーブが熱をおびている間はタンクキャップの開閉は絶対厳禁です!!

コールマン508ストーブ!2レバータイプのガソリンストーブ!ストーブの使用感

このストーブは黒の調節レバーはデリケートな部分ですが、それ以外は頑丈無双です!

燃料タンクキャップはシッカリ締めてあげれば、クルマのトランクに入れての運搬は問題ないです!

使ってナンボのモノですので、沢山使用してあげて「愛機」にして、美味しいアウトドア料理を作りましょう!!

ジェネレーターは、パーツNoは508-5891です!現在では、ebayでもほとんど入手不可能なパーツです!

下記の記事、コールマン533,508,508a,550bまとめ記事のリンクを貼りました。ご覧ください。