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ゲニオールストーブのガスケットのメンテナンス作業を行いました!ゴムガスケット(パッキン)を3ヵ所点検

・ドイツ軍用ハインツ(ゲニオール)ストーブのゴムガスケット(パッキン)を3ヵ所点検・メンテナンスしました!

・ハインツ(ゲニオール)ストーブの巨大燃料タンクからの圧抜けが発生していました。

・規定圧まで空気を送り込んでも、時間の経過とともに、プレッシャーゲージの圧力が1.2㎏/㎤くらいまで落ちてしまいます。

・どこから圧が漏れているか耳を近づけて、漏れている場所の特定を行いました。

・今回行ったメンテナンス作業に必要なモノは、精密ドライバー6本1セットのみです!

・また、行ったメンテナンスは、3枚のゴムガスケット(パッキン)の表裏を逆にして再使用するための作業です!

・ドイツ連邦軍(ドイツ軍)の灯油(ケロシン)ストーブはいたるところに、ゲルマンの工業技術が散見されます!

ゲニオールストーブのガスケットのメンテナンス作業を行いました!プレッシャーゲージ内部のゴムガスケットの劣化

・プレッシャーゲージ周辺やプレッシャーゲージ内部のゴムガスケット(パッキン)の劣化

・1ヵ所は『プレッシャーゲージ』そのものでした。プレッシャーゲージの締め付けが緩かったので、シッカリ締め付けてみましたが、まだ漏れます。

・下の画像は、ドイツ軍用ストーブ・ハインツ(ゲニオール)ストーブのプレッシャーゲージです。

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・そこで、プレッシャーゲージを外して、ナット内部に装着してあったゴムガスケット(パッキン)を裏返しにしてみました。

・ゴムガスケット(パッキン)を表裏逆さまにするには、先の尖った精密ドライバー(マイナス)を使用します。

・精密ドライバーの先端部を真鍮のナットとゴムガスケット(パッキン)の間に入れて、少しずつゴムガスケット(パッキン)を取り外していきます。

・精密ドライバーがゴムガスケット(パッキン)を浮かせることができたら、精密ドライバーを全周囲に入れて、真鍮ナットをユックリ回転させていくと、自然にゴムガスケット(パッキン)が剥がれてきます。

・使用していないゴムガスケット(パッキン)の裏側は、大変綺麗な状態だったので、裏表を逆にして再利用しました。

・再び、圧をかけてみました。プレッシャーゲージからの圧漏れは止まりましたが、今度は、安全弁付近から圧漏れの音がします。

・下の画像は、ゴムガスケット(パッキン)の表裏を逆にして再利用完了したモノです。

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・ゴムガスケット(パッキン)の表面は、ひび割れを起こしていません。まだまだ使用できます!

ゲニオールストーブのガスケットのメンテナンス作業を行いました!安全弁内部のゴムガスケットのメンテナンス作業

・2ヵ所目は、燃料タンクに装着されている安全弁兼燃料注入口です。

・下の画像は、安全弁兼燃料注入口です。

・この安全弁兼燃料注入、内部のゴムガスケット(パッキン)の状態を点検します。

・このパーツのゴムガスケット(パッキン)の表裏も逆に向けて再使用します。

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・3ヵ所目は、安全弁のゴムガスケット(パッキン)のメンテナンスです。

・下の画像は、安全弁兼燃料注入口内部の安全弁のパーツです。

・4つのパーツから成り立っています。

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・このパーツ内部に組み込まれているゴムガスケット(パッキン)も表裏を逆にして、ゴムガスケット(パッキン)の再利用をします。

・下の画像は、ゴムガスケット(パッキン)を逆にして組み込んだ後のモノです。

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ゲニオールストーブのガスケットのメンテナンス作業を行いました!最終点検を行いました。

・燃料タンクに規定の空気を送り込んでみましたが、圧の抜けが直っていました。

・簡単にテスト燃焼を行いました。レスポンス良く燃焼してくれました。

・空き時間を作って、ゴムガスケット(パッキン)の予備を作成します!

・ハインツストーブのニードル調整については記述した記事はこちらです!

・OPTIMUS111・ハインツ・No12ストーブの共通スピンドルの記事はこちらです!

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