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No12ストーブのバーナー部分のグラファイトパッキンの交換は、オプティマスのグラファイトパッキン(8R・99・123・111)品番2094が流用できます!

No12ストーブ!ケロシンバーナーのグラファイトパッキンを交換!グラファイトパッキンは消耗品です!

ガソリンストーブやケロシンストーブ等に使用されている、グラファイトパッキンは消耗品です!消火や点火の繰り返し頻度に大きく左右されます。

また、良くやりがちなのが、必要以上に燃焼調整ハンドルなどを強く開閉したりする場合です。

これをやると、グラファイトパッキンの耐用年数は極端に短くなります。

腕力の強いヒトは手(要するにガバッと手で握らないという意味です。)で燃焼調整ハンドル等を開閉させずに、親指と中指と人差し指の3本の指で、ガソリンストーブやケロシンストーブ等の燃焼調整ハンドル等を開閉すると、燃焼調整ハンドル等に必要以上のパワーがかからないため、パーツ類を比較的長持ちさせることができると思います。

要するに、燃焼調整ハンドル等は燃料の送り込みがストップ。または増加させればOKなので、それ以上(必要以上)のパワーは不要という意味です。

これはNo12ストーブだけではなく、例えばコールマン424や413など全てのガソリンストーブやケロシンストーブ等に共通している事項です。

基本的にストーブ業界のカローラやビートル(カブト虫)並みに世界に広まったオプティマス111やその派生型のバーナーやパーツ類は、他のメーカーの作ったストーブに流用できる場合が多々あります。

今回の記事、No12ストーブのバーナー部分-スピンドルの先のグラファイトパッキンの交換は、オプティマスストーブ用グラファイトパッキン(8R・99・123・111)品番2094が流用できます!

以前にイギリス軍用No12ストーブのバーナー部分のスピンドル・ニードル交換について書きましたが、今回はスピンドルの先のグラファイトパッキンの交換を紹介します。

このNo12ストーブのグラファイトパッキンの交換についてはアマゾンで下の画像の商品を売っていますので、そこから購入できます。

ロビンはアマゾン経由で発注して、数日で着荷しました!

また、商品は下の画像のように破損しないよう丁寧に梱包されていました!

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下の画像はグラファイトパッキンの交換後のバーナー部分の画像です!

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作業自体は新品のOptimus 111のスピンドルに新品のグラファイトパッキンを被せ、バーナーから抜いたもとの穴に挿入していきます。

グラファイトパッキンはスピンドルの先に組み込み、レンチで増し締めし手ごたえがかなり固くなった段階で一旦テスト燃焼を行います。

*この時、あまりスピンドルを締め付けすぎないようにして下さい。グラファイトパッキンは締めれば締めるほどグニャグニャ潰れる特性を持っています。

従って、まだ入るまだ入るとガンガン締め付けていると、潰れ放題になってしまいます!

グラファイトパッキンの役目はオイルリークを防ぐ大切な役目を担っていますので、適度な締め付けが得られたら、そこで一旦テスト燃焼しましょう。

テスト燃焼し、スピンドルの根元からオイルリーク(灯油漏れ)や炎が出なければそれで作業は完成です!

またスピンドルの根元部分からオイルリークや炎が出る場合は、さらに炎が出なくなるまで、徐々に締めこんでいきます。

No12ストーブ!ケロシンバーナーのグラファイトパッキンを交換!オプティマス111のスピンドル等を組み込んだ後の画像

下の画像は中古のNo12ストーブのバーナー部分に、オプティマス111cの各パーツを組み込んだ完成品の画像です。

バーナー部分は若干、磨いていますが、それに増してスピンドルが光っています!!

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