今回は、コテージに宿泊する際のご飯(お米)はレトルト食品ではなく、飯盒(はんごう)飯にしたプロセスを書きます。

ずいぶん前からですが、コテージに宿泊した際のご飯(お米)は、レトルトパックではなく、飯盒(はんごう)を使用しています。

レトルトパックを使用していたのは、メイン料理がバーベキューだから、ご飯はレトルトパックを使用して、少々手を抜いてもOKだろうと考えていたのです。

現在は、妻が考案したメニューで飯盒の中に山菜を入れたり、鶏めしなど四季折々の味付けをして楽しんでいます。

今回は、飯盒炊爨(はんごうすいさん)、飯盒炊飯(はんごうすいはん)。飯盒で作ったご飯について記事化します。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。キャプテンスタッグ 林間 丸型ハンゴー (4号炊き) M-5546

お米は、お釜(かま)や飯盒(はんごう)でなくてもOKです。例えば、お鍋でも中ブタを上手く活用すれば、美味しくご飯(お米)は炊けます。

ただし、アウトドアに行くのに重いお釜や、お鍋では、『見栄えが、イマイチ』ですので、飯盒を使用しています。

現時点で、使用している飯盒は、下記画像の右側にあるキャプテンスタッグ 林間 丸型ハンゴー (4号炊き) M-5546です。


製造メーカーは、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)です。

材質は、アルミニウム(表面加工:アルマイト加工、エポキシ樹脂塗装)、フックハンドル:鉄(エポキシ樹脂塗装)、商品の重量は、360 グラムです。

容量 4合炊き

4合炊きですから、コテージ泊する方の食べ方(食べる量)にもよりますが、4人では多分余ると思います。余ったご飯(お米)は焼きおにぎりやチャーハンなどを作る場合が多いです。

焼きおにぎりは、おにぎりを作ったものを木炭で、各自(参加者)が思い思いのままに、好きなように、焦げ目をつけて焼きます。

焼きおにぎりは、味噌をつけて食べても良いし、醤油を塗っても美味しく食べることができます。

左側の方の飯盒は、『兵式』と呼ばれています。野営での飯盒炊爨の場合は、携行する飯盒にモビリティ性が求められていたので、背のう(ザック)に入れる場合にピッタリとフィットすることから、飯盒の真ん中がヒシャゲタような形式になっています。

対して、右側の丸型飯盒(はんごう)は、自動車に積載して運ぶ際に、大変便利です。したがって、兵式飯盒(はんごう)よりも、モビリティ性は劣ります。ただし、飯盒(はんごう)に凹凸が無いので、調理に向いているという考え方もあります。

日常生活で、使用する「お釜」(ガスや電気釜)も丸型です。

兵式飯盒(はんごう)。丸型飯盒(はんごう)それぞれ長所や短所があるのですが、アウトドア活動や旅行は、楽しんでナンボですので、今回は、丸型飯盒(はんごう)のレポートを書きます。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。丸型飯盒のメリット

1.兵式飯盒(はんごう)と比較して、中は、ヒシャゲていないので、スポンジや手の入らない部分がなく洗いやすい。

2.ご飯を炊くだけではなく、スープや煮物などを時折、時間を見て、かき回す作業がしやすい。

使い方は、人それぞれですが、木炭でバーベキューなどを行なっている場合は、コールマンのガソリンストーブなどで、メインバーナーで片方をご飯(お米)。もう片方のサブバーナーでコーンスープやオニオンスープなどを作っています。

3.底辺が円形で、兵式飯盒(はんごう)よりも大きいため、コテージのテーブルなどに置く際は、大変、安定しています。

4.丸型飯盒(はんごう)は、少量の調味料やスプーンやフォークなどを入れておくこともOKです。

我が家では、お米を入れておきます。

上記は、兵式飯盒(はんごう)と丸型飯盒(はんごう)に対し、甲乙的比較対照した内容ではありません。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。ガソリンストーブやケロシンストーブを使って飯盒(はんごう)飯

薪や木炭で丸型飯盒(はんごう)を使用すると、飯盒(はんごう)の下部が、薪や木炭の煤(スス)などで真っ黒になる場合があります。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。ガソリンストーブやケロシンストーブを使用する場合

コテージ泊後、真っ黒になった飯盒(はんごう)を洗うのがイヤなので、飯盒(はんごう)炊爨は、ガソリンストーブやケロシンストーブを使用しています。

薪や木炭。あるいはガソリンストーブやケロシンストーブ。パワーソースは違えども、基本は、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな」です。

ガス炊飯器や電気炊飯器が全盛になるまえに、ご飯(お米)を炊く際の、基本を覚えやすくしたものです。

基本は、はじめちょろちょろ=はじめは弱火で。という意味です。

中ぱっぱ=中頃は火の粉が飛び散るくらいの火力で。という意味で、一気に強火にして沸騰させます。

ガソリンストーブやケロシンストーブでは、ブルーフレームで燃焼ハンドルを更に強火にします。

じゅうじゅう吹いたら火をひいて=沸騰が続き吹きこぼれてきたら、吹きこぼれない程度に火を弱めます。

ガソリンストーブやケロシンストーブならば、ブルーフレームですが、少々、弱めます。

ひと握りのワラ燃やし=追い焚きをすることです。釜内の余分な水分を加熱して飛ばします。

これは、本格的に燃焼させるのではなく、ワラなどの燃焼物を(ワラですから熱量は少ないです。)、わずか、一握りくらい用意して追い炊きするという意味です。

ほんの少しの加熱でOKという意味です。

これも、様々ありますが、ガソリンストーブやケロシンストーブならば、前項より、若干、強火の方が良いとされています。

ロビン一家では、じゅうじゅう吹いたら火をひいて=沸騰が続き吹きこぼれてきたら、吹きこぼれない程度に火を弱めます。以降は弱火です。

赤子泣いてもふた取るな=これは、火を止めて蒸らすことです。

ご飯の味は一家それぞれで、正解は無いですから、トライ&エラーでチェックしてみてください。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。ワンランクアップしたお米の使用

ロビンは、昔は、小学生になる前までは、鉄のお釜で、薪で炊いていました。

今もホワイトベースでは、お釜や火鉢は、保存しています。

現代社会では、薪やお釜でご飯を1年365日炊く方は、多くはないと思います。

したがって、飯盒(はんごう)炊爨は、ほとんど、日常生活では実施しないと思います。

一方、アウトドア活動や旅行は、非日常生活を堪能することです。

上信越自動車道(高速道路)の横川サービスエリアで売っている釜めしを食べた後の土鍋(空き釜)でも美味しく、ご飯(お米)は炊けます。

上記までは、技術論ですが、さらに、アップした飯盒(はんごう)炊爨を味わいたい場合は、次回行く、コテージ泊には、ワンランク上のお米を購入し、かつ、精米したてのお米を使用して、飯盒(はんごう)炊爨を行なってみてください。

素材(お米のランク)が、如実に感じられます。

ご飯の味(甘み)が、断然異なります。

飯盒(はんごう)飯は美味しい。飯盒のメンテナンス

4合炊きの量とは、コテージ泊する方の食べ方(食べる量)にもよりますが、1回に4号炊くと4人では多分余ると思います。余ったご飯(お米)は焼きおにぎりやチャーハンなどを作る場合が多いです。

焼きおにぎりは、おにぎりを作ったものを木炭で、各自(参加者)が思い思いのままに、テラスや炉で、好きなように、焦げ目をつけて焼きます。

焼きおにぎりは、味噌をつけて食べても良いし、醤油を塗っても美味しく食べることができます。漬物だけでも、美味しく食べることができます。おかずは要りません。

4合炊きで間に合わない場合は、パンなどの併用、ご飯(お米)の追い炊きなどで対応します。

また、どのメーカーの兵式飯盒(はんごう)や丸型飯盒(はんごう)を選択しても、長期間使用していると、飯盒の外側が塗装剝がれなどが目立つようになってきます。

その際は、耐熱性の塗装スプレーが、ホームセンターなどで購入できますので、メンテナンスしておいてください。上手に使用すれば長期間使用OKです。

耐熱性のスプレーを吹きかけて、日陰で干しておけばOKです。