タイトル「コールマン(coleman)のストーブの液体燃料は常に満タン。目的は3つ」について記述します。

燃料満タンとは、燃料タンクに液体燃料を約8割入れて満タンになることを言います。

ロビンは、フィールドに行かない際は、コールマン(coleman)のストーブなどに装着されている燃料タンクは空(エンプティ)にしていません。また中途半端な燃料を燃料タンク内に残していません。

必ず、寒暖差が大きくない、冷暗所など(倉庫)で、燃料(ホワイトガソリン)を燃料タンクに満タンにして、保管しています。

その理由は、下記のとおりです。

1つ目は、燃料タンクを満タンにする方法では、次回フィールドに行く際の空(エンプティ)から満タンへの、燃料タンクへの充てん作業から解放されること。

2つ目は、燃料タンクを満タンにする方法では、燃料タンクから液体燃料をスポイトなどで、空(エンプティ)にする除去作業から解放されることです。

3つ目は、液体燃料は燃料タンクに常に満タンにすることで、燃料タンク内の水滴発生をほぼ防止できること。

燃料タンク内部、または外部の温度差をなくすことができないことを前提とするならば、結露対策の要点は、タンク内の空気を減らすこと。すなわち、極力満タンです。燃料タンク内の空気を減らせば減らすほど、結露(水滴)は発生しづらくなります。

満タンに近いほどタンク内の空気は少なくなります。また、燃料タンクがエンプティ(空)になるほど空気が多いため結露によって水分が発生しやすくなります。

上記のように、タンク内の空気部分を減らすことによって、コールマンの燃料タンク(鉄製)に結露が発生しにくくしています。

液体燃料は常に満タン。記事の骨子

本記事の論点は、「コールマンの鉄製の燃料タンクに発生する、中途半端な液体燃料(ガソリンや灯油など)の残による水滴がタンク内に落下する点」です。

コールマンのストーブなどは、製造工程の短縮。製造コストの低減。あるいは販売戦略などの観点から、燃料タンクは、ほぼ鉄でできています。

欧州系のストーブなどの真鍮製の燃料タンクに比較して、鉄製の燃料タンクの場合は加工や生産が容易です。

製造工程が短縮あるいは容易になることで、製造コストの低減が創出されます。

多くのアウトドア生活を送る方々にとって、頑丈無双で安全で安価なストーブやランタンが入手できることは、大変な福音でした。

また、欧州系のストーブなどに比べ操作が容易で、ホワイトガソリンなどを入れれば、容易に着火、料理が行えるなどの秀逸なポイントが多々あります。

反面、この鉄の燃料タンクは、真鍮製のタンクに比べて、「錆びやすい」という欠点も有していました。

燃料タンクの外部の腐食は、耐錆塗料などを塗布すれば、メンテナンスが行えますが、燃料タンクの内部は簡単にメンテナンスできません。

内部からの結露(水滴発生)による腐食が進行する場合があります。

要するに、超長いピンセットや、超長い内視鏡でもない限りは、内部の燃料タンクの腐食した部分に、手(指)が届かないのです。

本記事は、上記の観点から、記事化します。

しがって、液体燃料ストーブやランタンなどの持ち運びの際のパッキンなどの不具合による燃料漏れなどの論点。

燃料タンクキャップの締め付けが甘いことによるホワイトガソリンや、灯油の漏れ(あるいは異臭)などは、記事の論点外ですので、ご了承ください。

液体燃料は常に満タン。燃料タンクをほぼ満タンにする方法

居住エリアやストーブなどの種類によって異なりますが、次回にフィールドに行くまでに、概ね半年(約4~6ヶ月)程度の場合、ロビンは液体燃料タンクをほぼ満タンにしておきます。

フィールドを去る際(引き上げ時)に満タンにします。

燃料タンクをほぼ満タンにすることで、燃料タンク内の空気の部分が極端に減ります。これによって空気から生まれる水滴の発生防止を行なっています。

この燃料タンクを満タンにする方法で、3つのメリットが得られます。

1つ目。この、満タンにする方法では、次回フィールドに行く際の燃料タンクへの充てん作業から解放されること。

2つ目。燃料タンクから液体燃料をスポイトなどで除去する作業から解放されることです。

3つ目。また、液体燃料は燃料タンクに常に満タンにすることで、燃料タンク内の水滴発生をほぼ防止できること。

時間に余裕がある場合に、燃料タンク内部を空(エンプティ)にして、燃料タンク内部に耐ガソリンのコーティングを行なっています。

ガシャガシャとコーティング剤を入れてシェィクして、陰干しするだけです。

液体燃料は常に満タン。燃料タンクをエンプティ「空」にする方法

次回へのフィールドに行くまで、半年以上((約4~6ヶ月)あるいは、しばらく、コールマン(coleman)のストーブなどは使用しないと思った場合は、燃料タンクをエンプティ「空」にする方法を行なっています。

この場合は、燃料タンクをエンプティ(空)にした後、ウェスなどでタンク内部の残燃料を拭き取ります。

本当に長期間使用しないのであれば、コーティング剤で燃料タンクの内部を耐ガソリンのコーティング剤で、コーティングしておきます。

コーティングの後は、燃料タンクのキャップを少し開けて(次回フィールドに行くまで永遠にです。)、外気温度と燃料タンクの内部温度が同一になるようにします。

こうすれば、外気温度と燃料タンクの内部温度は均一になり、かつ、空気が循環しますので、水滴(結露)は発生しません。

この作業をフィールドからの帰宅の都度行うことは、大変です。

液体燃料は常に満タン。燃料タンクをほぼ満タンと空にする方法。どちらも「正解」

液体燃料は常に満タン。燃料タンクをほぼ満タンと空にする方法。どちらも「正解」です。

今回の区分方法は、コールマンのストーブなどの使用頻度に応じた区分方法です。

要するに、毎回(その都度)燃料タンクを空(エンプティ)にするのは、大変なので、水滴発生を極力防止するため、燃料タンクを、ほぼ満タンにする方法を記事化しました。

ただし、1回1回その都度、燃料タンクからホワイトガソリンを抜いて、燃料タンクを陰干ししたりする作業からは解放されます。

心配な場合は、燃料タンクが錆びる前に、燃料タンク内の内部コーティングを行うことです。

モノタロウやアマゾンから、燃料タンク コーティング剤で多数販売されています。

コーティングする際は、ジェネレータ連結部をコーティング剤で、詰まらせないようにすることがポイントです。

液体燃料ストーブやランタンの燃料タンクをほぼ満タンにしても、水滴は発生する場合がありえます。

満タンにならない、空気の部分は、水滴が発生する懸念はあります。

液体燃料は常に満タン。水滴(結露)になった水の行き先

欧州系であろうが北米系であろうが、どんなストーブやランタンであっても原理は同一です。

燃料タンク内で、加圧された燃料(ホワイトガソリンなど)と水滴は、バポライザーやジェネレータに送られます。

バポライザーもジェネレータも同じ機能を担っています。

そしてニップル(ジェット)の穴から、放出されます。

不完全燃焼の第1原因は、ジェネレータの先端に装着したニップル(ジェット)の穴の詰まりです。

ジェネレータに関連するトラブルは、ジェット(ニップル)の穴の「広がり過ぎ」、または、ニップル(ジェット)の穴以外の部分からの「液体燃料の噴出」など色々ありますが、今回の論点は水滴の除去または、ジェット(ニップル)の穴掃除についてです。

メンテナンスの方法は、ヒトそれぞれですが、ロビンは通常の燃焼で水分を除去しました。

農機具などは燃料タンク内に溜まった水滴が多い場合は、エンジンが始動できずに、ワコーズのフューエルワンを使用する場合がありますが、コールマンのストーブなどの場合は、水滴が多くて、ホワイトガソリンに着火しないなどということはありませんでした。

コールマンのバーナーの場合は、Oリング(バイトン製やフッ素ゴムなど)を使用している場合があります。

このOリングとワコーズのフューエルワンなどは、イソプロピルアルコールがOリングに攻撃をする場合があり、相性が悪い場合があります。

したがって、コールマンストーブで、Oリング(バイトン製やフッ素ゴムなど)を使用している場合(耐イソプロピルアルコール特性を持っている場合は別として)は、水抜き剤の使用は、止めたほうが良いです。

簡単なメンテナンスで、フィールドでアウトドア料理を作ることができる、コールマンのストーブを長年使用し続けています。

今日の記事で記載したかったこと。まとめですが、要するに、発生した水滴の一部は、ジェネレータから燃焼の際に排出されます。これは問題ないです。

問題なのは、水滴の一部が、鉄(燃料タンク)と結びついて、錆び(酸化現象)にならないように、メンテナンスすることです。

これについて、本記事で燃料タンクを満タンあるいは、内部にコーティング剤を塗布することなど記述しました。

大切に使用すれば、一生ものになります。

下記のリンクも、ご覧ください。

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