No12ストーブ-1

No12ストーブのローラーバーナーをサイレントバーナーに交換!静かな燃焼音です!

従来使用してきた、1台目のイギリス陸軍のNo12ストーブはローラーバーナーで、威勢の良い燃焼音で美味しいアウトドア料理を提供してくれました。

上記の向かって左側がローラーバーナー、向かって右側がサイレントバーナーです!

これに加えて2台目のNo12ストーブを、ローラーバーナーからサイレントバーナーに替えて、野外料理を楽しむこととしました。

サイレントバーナー自体は、2年位前にebayで購入しました。

1台目のNo12ストーブは、とても気に入っていて野外活動に行く際は常時持ち歩いていました。

したがって、2台目(これは新品でebayで購入しました。)は手つかずのまま、ロッカーの肥やしになっていました。

No12ストーブのローラーバーナーをサイレントバーナーに変換!

上の画像の左のNo12ストーブが新品で購入したもの、今回、サイレントバーナーを装着したストーブです。

右のNo12ストーブは中古でe-bayで購入したものですが、今や絶好調なストーブです!

その上にあるタンクとバーナーは、イギリスのセラーさんが無料でおまけ付きでくれました。

*このタンクとバーナーのセットだけでも、問題なくアウトドアで火力無双で活躍してくれます!

頂いたときは灯油でギタギタになっていましたが、サンエスの洗浄液等で洗い、天日で干し、ニードル針等もOptimus 111のパーツに替えて、整備しました。

これも、絶好調な機関に仕上がっています。

今回は撮影のために新品のフレームスプレッダーを装着しています!

No12ストーブのローラーバーナーをサイレントバーナーに交換作業

特に、難しい作業はないのですが、留意点を少々記載します。

No12ストーブ 2

まず、No12に当初装備されているフレームスプレッダーを、取り外します。

*フレームスプレッダーとは、1番上の画像の右のNo12ストーブのバーナーにチョコンと乗っている、穴が沢山開いている円盤状のものです。

このフレームスプレッダーは4本の足で装着されていますので、これを取り外しその空いた部分に、サイレントバーナーを乗せるだけで作業は全て完了です。

*下の動画(YouTube)は、海外のNo12ストーブ(クッカー)ユーザーが投稿したモノです。この動画では、ローラーバーナーとサイレントバーナーを交互に使用した燃焼テストをおこなっていて、音量・火力などが分かります。

No12ストーブのローラーバーナーをサイレントバーナーに交換作業の留意点

1.最初の留意点ですが、サイレントバーナーを乗せただけでは、炎が、フレームスプレッダーを乗せていた足の穴から下に噴き出すことがあります。

したがって、下の画像のように、足を支えていた穴をなるべく綺麗に塞いであげると、炎は、綺麗なブルーフレームになります!

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2.次の留意点ですが、サイレントバーナーの方が、ローラーバーナーの時より、フレームスプレッダーに気化した灯油が当たって分流される位置が若干高くなります。

この特性があるので、ローラーバーナーの時よりポンピング圧や予熱は少々多めに行うと赤火はなくなり、綺麗なブルーフレームになります。

そのためにロビンは予熱の際に燃料用アルコールを注入するアルコール皿に、注入量を増加させるためにグラスウールを敷いています。

ロビンが使用しているグラスウールは、『ディーアールシー(DRC) サイレンサーリパックキットPRO D31-21-120』です!

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DRCグラスウールについて、記述した記事はこちらです!

3. ポンピング回数と予熱

上記のように予熱皿にグラスウールを敷くことによって、タップリとした予熱が行われます。

ポンピングはタンク内の灯油の残量にもよりますが、ローラーバーナーは10回から20回、サイレントバーナーは20回から30回程度ポンピングするときれいなブルーフレームになりました。

No12ストーブのサイレントバーナー燃焼画像!

下の画像はタンク内の灯油が少なくて、ポンピングも30回程度でしたので(テスト燃焼のため)赤火が混じっていますが、この後、上記の作業を行った結果、力強い燃焼音と綺麗なブルーフレームになりました。

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