プリムスストーブ!オプティマスストーブ!メンテナンスセットの紹介・サービスキットのセットです!
・プリムスストーブ!オプティマスストーブ!サービスキットのセットです!
・ガソリンストーブ(クッカー)やケロシン(灯油)ストーブ(クッカー)のメンテナンスツールのご紹介です!
・今回は、表記のとおり、プリムスストーブ!オプティマスストーブ!のメンテナンスツールセットのご紹介です!
・今回記事にするのは、古いタイプのバーナー=クッカー=ストーブに対応するサービスキットで、プリムスストーブやオプティマスストーブの新しいタイプ(例えば分離型や箱型ストーブ)には、対応していません。
・分離型(バーナーヘッドと燃料タンクが離れたタイプ)や箱型ストーブ(バーナーヘッドや燃料タンクがスチール製の箱に収容されたタイプ)については、別途、記事にしていますので、該当するタイプの記事をご覧ください。
・ebayに流通しているプリムスストーブやオプティマスストーブは、ワンオーナーではなく複数の持ち主の下で、その役目を担ってきた場合が少なくないです。
・ストーブによっては、60年また70年以上の月日を経ているものもあります!
・すり減った部品やパーツを新しいもののに交換することによって、そのバーナー=クッカー=ストーブは蘇生します!
・今回は、ケロシンストーブのメンテナンス(サービス)キットの紹介の前に、欧州のストーブ(バーナー)を代表する2大メーカーについて、若干記載してみます!
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!オプティマスは1899 年にスウェーデンで創業したメーカーです!
・まず、はじめにオプティマスについて記載します。
・オプティマスは1899 年にスウェーデンで創業したストーブやバーナー(燃焼機器)のメーカーです。
・ebayでは、下の画像のようなOPTIMUSストーブが流通しています!
・オプティマス(OPTIMUS)は「最良」を意味するラテン語です!
・オプティマスのエンジニア(技術者)が、世界中でNo1(最高品質)の燃焼機器を開発したという『宣言』です!
・OPTIMUS社の開発したバーナーやランタンは世界中のマーケットで高く評価されています!
・OPTIMUS社の開発したバーナーは、様々なパテントを取得するとともに、コアになるバーナー部分は様々な派生商品になっていきました!
・例えば、有名なOPTIMUS111などはイギリス軍のNo12ストーブやドイツ軍用ハインツストーブの派生モデルにもなっています!
・また陸上用のみならず、航海用のストーブ等も開発され市販されました!
・これらのストーブやバーナー等は、数々の登山家や極地探検隊などでも使用され、その実績は高く評価されています。
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!プリムスは1892年にスウェーデンで創業したメーカーです!
・他方、1892年には、同じスウェーデンで世界で初めて煤の出ないストーブの生産がプリムス社の手によって開発・販売が開始されています。
・このストーブ・バーナーの開発に携わったエンジニアは、このストーブをラテン語で「最初の」という意味で「PRIMUS(プリムス)」という言葉を使用しました!
・プリムス(primus)のエンジニア(技術者)が、世界初の煤の出ないストーブの生産を行ったという『宣言』です!
・開発に携わったエンジニアは、F.W.リンドクヴィストと、パートナーのスヴェンソンです。
・彼らはスウェーデンのストックホルムで、ケロシン(灯油)ストーブに圧力をかけて気化(ガス)させて燃焼させることに成功させました!
・現在では両方のメーカーともに、合従連衡(がっしょうれんこう)を重ねてきましたが、燃焼機器のプライドまたスピリット(DNA)は、そのまま受け継がれています!
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!両メーカーがスウェーデンで存立するには下地があった!
・ランタンやストーブがスウェーデンの各メーカーの手によって、発展・拡充を行えた要因と下地!
・両方のメーカーはともに、スウェーデンのメーカーですが、このメーカーがスウェーデンで存立するには、1つ大きな原因がありました!
・それは、16世紀にスウェーデンで棒鋼の製造が本格化し、18世紀初頭にはスウェーデンでは、世界の鉄生産量の3分の1を生産するほどまでの基幹産業になったということです。
・今でも鉄の生産はその国の製造のバロメーターですが、当時はもっと重要な意味をもっていました。
・オットー・フォン・ビスマルク(ドイツ・プロイセンの宰相)は、『鉄と血』で国力を拡充しました、産業革命におけるイギリスはテクノロジーの刷新で蒸気と鉄を入手しました!
・北欧のスウェーデンは、国力を増強させるための素地を、早い段階で具備していたのです!
・この国で産出されるスウェーデン鋼は、現在でも頑丈無双!切れ味無双のポジションを維持しています!
・これらの基幹産業を背景にして、民生モデルや軍用モデルであるランタンやストーブは、スウェーデンを中心として発展していきます!
・ラディウスやSVEAも同じスウェーデンのメーカーです。
・この頃に作られたスウェーデンの各メーカーのランタンやストーブは、現在でもebayで流通しています!
・ドイツやイギリスにおいても優秀なランタンやストーブが製造されましたが、スウェーデンの各メーカーのランタンやストーブは、一目置かれる存在です。
・また、ノーベル賞の基金を作成したダイナマイトの発明者アルフレッド・ノーベルもスウェーデンの人です!
*アルフレッド・ノーベルは珪藻土にニトログリセリンを、しみこませてダイナマイトを発明しました!
・毎年アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日にノーベル賞の授賞式が行われています。
・下の画像のOPTIMUSストーブ(ケロシンストーブ)の派生モデルは、各国で生産され流通しています!
・スウェーデンは、下の画像のようなボルボ社や戦闘機を作ったサーブ社でも知られています。
・スウェーデンは、このように戦闘機さえ作ってしまう国力ですので、今だ、NATO(北大西洋条約機構)に加盟しておらず(台頭するスウェーデンの世論はNATO加盟を要求!)中立性を保持しています!
・なお、イギリスが産業革命(industry revolution)を起こし、ヨーロッパ・世界の中心的な役割を担う一方、スウェーデンは民生品を中心として国家の基幹産業として成長させていきました!
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!ガソリン(ケロシン)ストーブは絶滅危惧種です!
・燃焼機器はガソリンまたは灯油(ケロシン)⇒ガス⇒電気というように、時代の変移・趨勢により移り変わってきました。
・時代は移り変わり、オプティマスのエンジニアやプリムス社のエンジニアが開発に情熱をかけたストーブ・ランタン等の主燃料は、液体燃料から気化したガスに変移していきます!
・ガソリンやケロシンストーブは、パワーそのた多くの魅力のあるストーブ(バーナー)ですが、アウトドアクッキングにおける嗜好品(食べ物ではありませんが)です。
・将来的に、アウトドアの様々なフィールドに十分な資本投下が行われて、持ち運ぶ必要のないガスや電気のインフラ整備が完了すれば、アウトドアのパワーソースは、多くの分野でフィールド設置式のガスや電気にシフトすると思います。
・今後は、ガソリンストーブやケロシンクッカーは、自動車界のクラッシックカーのような存在になっていくことと思います。
・将来的に、アウトドアの様々なフィールドに十分な資本投下が行われて、持ち運ぶ必要のないガスや電気のインフラ整備が完了すれば、アウトドアのパワーソースは、多くの分野でフィールド設置式のガスや電気にシフトすると思います。
・現状においても、アウトドア活動全般は、液体燃料からガスまたは電気という流れがあります!
・ロビンも、TPOに応じてガスや電気機器を使用しています!
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!ガソリン(ケロシン)ストーブはメンテナンス次第でフェニックスになる!
・時代は明らかに液体燃料⇒ガス⇒電気に向かっています!
・そのような状況下ではありますが、ガスや電気にない魅力を具備しているのが『液体燃料』をパワーソースとするランタンやストーブです!
・また、ガソリン(ケロシン)ストーブはメンテナンス次第でフェニックス(不死鳥)になります!
・これらの灯火機器は、構造が簡単なだけにパーツなどを交換すると、新しい生命力を身に着けて大活躍してくれます。
・職業(業務)の細分化または専門化が進み、あらゆる面でお金とヒトを介在させないと、仕事・設備の構築・壊れたモノの蘇生等が不可能なこと。
・そして使い捨てが世の趨勢の大きなウェイトを占める中で、自分の手でメンテナンスができる(半永久的に使用できる)ということは、現代人(少なくとも私)にとって大きな魅力です!
・ヒトを含む生物(いきもの)、また生活物資は環境に適応しつつ進歩します!
・多くのヒトは日々の生活の経験から燃料や燃焼機器の扱いやすさや、万遍無く性能が得られる機器を『強い者』としました!
・マーケット(市場)には優勝劣敗の原理(適者生存survival of the fittest)がありますので、液体燃料燃焼機器は、市場では『弱い者』に該当します!
*適者生存survival of the fittestの原理は、もともと社会進化論の提唱者である哲学者のハーバート・スペンサーが1864年に『Principles of Biology』で発案した造語・概念です。
・要するに、自然界等では『力の強い者』が生存し、『力の弱い者』が淘汰されるという法則です!
*彼の考えは、広く知られ様々な人に影響を与え、多くの研究者の論文にも寄与しています。
*例えば、上記の考え方を知ったチャールズ・ダーウィンは『種の起源』の第6版(1872年)で採り入れています!
・チャールズ・ダーウィンは『生物は環境等に適応しつつ、生きるために効率性の良い機能を具備した態様に進化する』と述べています。
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!ガソリン(ケロシン)ストーブの所有と使用時に得られる有益性(非日常性の満足感)
・液体燃料燃焼機器がもつ非効率性(扱いにくさ)に反する、所有と使用時に得られる有益性(非日常性の満足感)
・ガスや電気は点火スイッチを入れて、燃焼調整ハンドルを回せば、確実に所与の成果が得られますが、液体燃料の場合は僅かながらも自分の技術(スキル)を燃焼や点灯に反映させる必要があります!
・器具使用の効率性の視点から考えた場合、液体燃料燃焼は非効率的な側面をもっています!
・しかし非日常性の中の有益性があるかという意味からは、確実に有益性は存在します。
・それでも、ロビンは頑丈無双な液体燃料燃焼機器を、これからも使い続けます!
・約120年前に、北欧の地で製造された、彼ら(オプティマスのエンジニアやプリムス社のエンジニアが作成した)の製造したランタンやストーブは、今以って世界中のユーザーに使用されています!
・当初は、オプティマス社やプリムス社の作成したパーツ等・メンテナンスツールも、時代の趨勢により、徐々に入手が容易ではない状況になってきました。
・ロビンは様々なメンテナンスツールやパーツを使用(調整)しながら、昔のストーブやランタンを使っています。
・今回は、以下の画像のメンテナンスツールを紹介します。
・メンテナンスパーツは下の画像の箱に入っています!
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!メンテナンスセットの紹介・サービスキットのセットです!
メンテナンスツールやパーツは、1点モノで買う場合もあります!またセット購入する場合もあります!
・このjuliandsさんは、昔はランタンやストーブを金ピカにして展示販売しているセラー(売り主)さんでしたが、ここ3年から4年くらいはパーツやメンテナンスツールの出品展示に特化してきています。
・juliandsさんから輸入する場合、綺麗な特殊切手(スタンプ)で送られてきます、記念に収集しておくと良いかもしれません。
・このセラー(売り主)さんは、質問に対し、丁寧に応対してくれます!
・ストーブのメンテナンスツールや補修パーツは、購入後に若干の調整を要する場合があります。
・ロビンは様々なパーツの取り扱いを楽しみながら、メンテナンスを行っています。
プリムスストーブ!オプティマスストーブ!メンテナンスツールに入っているパーツ!
・2018年8月4日現在の価格です!
・本体価格 GBP 19.99 Approximately JPY 2,937 イギリス19.99ポンド 日本円2,937円
・送料 Shipping:GBP 5.95 (approx. JPY 874) Standard Shipping イギリス5.95ポンド 日本円874円
・合計 3,811円です!
・原文では以下のように表記されています!( )内は、ロビンの意訳です!
・1 x Jet removal key.(ジェット・ニップルレンチ)(1個)
・5 x Large Leather Cup washers.(大型 革製ワッシャー・ガスケット(パッキン))(5個)
・5 x Small Leather Cup Washers.(小型 革製ワッシャー・ガスケット(パッキン))(5個)
・5 x Brass jet Nipple.(真鍮製 ジェット・ニップル)(5個)
・5 x NRV Valve's.(ノンリターンバルブ・逆流防止弁)(5個)
・5 x prickers.(プリッカー)(5個)
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