きりしま

平成27年観艦式を観音崎公園で実施されました。横須賀の観音崎公園の入園および観艦式の撮影はゼロ円(無料)です!

観艦式は、3年に1回行われる海上自衛隊の展示式典です。

周囲を海に囲まれている日本は、艦隊を維持することによって国民や国土の安全・維持を図っています。

3年に1度、この艦隊の練度や艦隊の規模を一覧できるので、観艦式を観閲することをおすすめします!

見学場所は、直接艦船に乗船する等、種々ありますが、観音崎公園から見学することをおすすめします!

理由は、観音崎公園の直近を艦船が通過するからです!この時、観艦式参加の艦船は速度を緩めます。

観音崎公園の突端は、インスタグラム向けの撮影ポイントです!なお、当記事に記載した画像は全て300ミリのレンズを使用しています。

場所にもよりますが、最低限300ミリのレンズを用意することをおすすめします。

駐車場の混み具合等については、ブログ本文に記載しました。

*なお、下記のとおり、2019年(令和元年)実施予定の観艦式は台風19号等のため中止になりました。

河野太郎防衛相は2019年10月13日、神奈川県沖の相模湾で14日に予定していた観艦式を中止するとプレス発表しました。

台風19号に伴う各地の被害を受け、災害対応を優先するためで、防衛省で記者団に「誠に残念ながらこういう状況に鑑みて中止にしたい」と述べました。

平成27年観艦式を観音崎公園で撮影!Pentaxに300mm!状況開始!

平成27年10月18日-観艦式を観音崎公園(横須賀市)から見ました!平成27年観艦式!状況開始です!

この日は通常の日と比べると3倍以上くらいの人が公園に来ていました。

驚いたのは午前7時30分くらいに公園に着いたのですが、第1駐車所は既に満車!この時期の観音崎公園では考えられないです。

全部前泊組の方です。第2駐車場はまだ開場前ですが入場待ちのクルマがゲートからトンネルの手前まで長蛇の列です。

普段は釣り人・バーベキューを楽しむ方々・ジョギングや散歩をする近所の人くらいしかいない静かな公園ですが、今日は『観艦式』があるので、手に手にカメラを持った方が公園の突端に向かって歩いて行きました。

平成27年観艦式を観音崎公園で撮影!Pentaxに300mm!ユックリ進む護衛艦群

東京湾は奥が広く・入り口が極端に狭くなっている港湾です。

奥は中ノ瀬航路から開始し、それに接続する浦賀水道も巨大なタンカー・LPG運搬船・自動車運搬船が航行し、そこに釣り船・ヨット・ プレジャーボート等が航行するので、通常の航行ルールより厳しいモノが設定されています。

ロビンも小型船舶のライセンスを取得後、この付近をする航行する際は見張りを『厳に』していました。

この浦賀水道の出口・入口は極端に狭くなっているので、巨大船や護衛艦はユックリ進行し・相模沖まで進出していきます。

平成27年観艦式の護衛艦群のコースには2つあって観音崎公園に向かってきて『とりかじ』をあて、転舵(てんだ)するモノ・左方向から来てそのまま進行し相模沖まで進出するモノです。

東京湾自体が狭い湾で航行できる水路が細い事・また巨大船が航行できる水深が深いところが限定されているので、護衛艦の様な喫水の深いモノが航行するのには技量を要するポイントになります。

また、周囲には釣り船等がいるので、引き波を立てないということも重要視される点です。

平成27年観艦式を観音崎公園で撮影!Pentaxに300mmで撮影!

平成27年観艦式を観音崎公園は、当日の午前中は曇りでしたが、観音崎公園の海岸から300mmレンズを使用して撮影しました。

撮影したモノの中から数枚ご紹介します!

1. 下の画像は艦番号173 イージス艦『こんごう』です。
海自初のイージスシステム(AWS)搭載護衛艦で、アメリカ海軍以外が初めて保有したイージス艦です。
こんごう型の1番艦は『こんごう』2番艦は『きりしま』3番艦は『みょうこう』4番艦は『ちょうかい』です。

こんごう⇒金剛山・きりしま⇒霧島山・みょうこう⇒妙高山・ちょうかい⇒鳥海山からネーミングされています。
旧海軍では金剛・霧島は戦艦に、妙高と鳥海は重巡洋艦に先代が存在していました。

艦船のネーミングは昭和35年9月24日 海上自衛隊訓令第30号によって詳細が規定されています。

この規定によれば、護衛艦は天象・気象、山岳、河川、地方の名から採用することとされています。
*基本的には旧日本海軍のネーミングと同じです。

こんごう

2. 下の画像は艦番号183 護衛艦『いずも』です。

izumo1

旧国名『出雲の国』からネーミングされています。
この艦はひときわ大きかったです!!

艦上に搭載されているヘリコプターも確認できます。

艦番号F49は、インド海軍のフリゲート艦『サヒャディ ( Sahyadri)』です。

インド海軍が観艦式に参加のため、はるばる来てくれました!

艦番号が艦首ではなく艦の中腹に書かれています。

艦番号463は、うらが型掃海母艦『うらが』です。

これらの艦には島の名、海峡(水道・瀬戸を含む。)の名からネーミングされています。
この通過航行している浦賀水道の名前を付けていますね。

3. 下の画像は艦番号174 イージス艦『きりしま』です。

手前にはスパンカーを立てている釣り船が映っています。きりしま

4. 下の画像は艦番号403 『潜水艦救難艦 ちはや』です。
潜水艦の救難艦を持っている国は多くはなく、また、その救難艦の中でも屈指の性能を有している海上自衛隊の『ちはや』です。

潜水艦救難艦 ちはや

潜水艦救難艦は名所旧跡の名からネーミングされています。
ちはやは千早城(名将楠木正成で有名です。)から採用されています。

潜水艦は海象、水中動物の名、ずい祥動物の名から採用されています。
*ずいしょう動物とは例えば麒麟(きりん)*実際にいる首の長いキリンのことではありません。
キリンビールのキャラクターに描かれている動物が『麒麟(きりん)』です!!

鳳凰(ほうおう)・竜(りゅう)・九尾の狐(きゅうびのきつね)等の想像上の動物のことを言います。

5. 下の画像は艦番号734 フランス海軍『ヴァンデミエール』です。この艦もフランス海軍からの使者です!
排水量 基準 2,600t 満載 2,950t コンパクトなフリゲート艦です。
最大速 20kt(ノット)で、やや控えめな速度となっています。

IMGP0443

6. 巨大なLPG船

下の画像は午後晴れた観音崎沖にて航行中の船を撮影しました。

船上に球状の構造物を設置した巨大なLPG船です。

LPG