ケロシンストーブやガソリンストーブは、半永久的に使用できます。
ケロシンストーブやガソリンストーブを半永久的に使用するために、必要なことは、ごく簡単なメンテナンスだけです。
このアナログ的なメンテナンスと引き換えに、最強の火力・最高の燃焼音・最良のアウトドアクッキングが提供されます!
今回は、メンテナンスの1つであるニップル(ジェット)の詰まりを除去するプリッカーについて記事をかきました。
ケロシンストーブやガソリンストーブ!のニップル掃除用のためにプリッカーは必須です!
ニップルはジェットとも言われます。ジェネレーターやバポライザーを経由した灯油やガソリンは、ニップルの細い穴から勢いよく出ることで、ブルーフレーム(青い炎)になって燃焼します!
このニップルは真鍮で作られていて、細い穴はあまり詰まることはないのですが、時として詰まる場合があります。
考えられる原因は灯油等を燃料タンクに入れる際に、同時に小さな異物等も入ってしまった。
(例えば何年も経過した)粗悪な灯油等を使用してストーブ等を燃焼させた等です。
ケロシンストーブやガソリンストーブ!ニップル掃除用プリッカーの使用で詰まりを除去
ニードル(針)が付いたモノは火力調整ハンドルのギアと連動してニードルが上下するので、ニップルの穴の詰まりを除去する作業は不要です。
*Phoebus625・武井バーナー・Optimus Hiker等がこのタイプです。
一方このニードル(針)がついていないモノは、下の画像のようにヒトがプリッカーという針を使用して人為的に詰まりを除去する必要があります。
このプリッカーは上下に2本針が出ているお徳用タイプです!
このプリッカーに使われている針は非常に細くペトロマックス・ストーブのモノは約0.2mmです。
他にも数種類あります。
近時はこのタイプのプリッカーは日本の市場では流通していないので、ピアノ線や鋼線等で作るしかない場合も多いのですが、ニップルの穴よりも1回りくらい細め作ることが重要です。
また自作したプリッカーで作業する際も、あまり力を入れず、かつ、ニップルの穴を広げないよう丁寧に作業をすることが大事です!
ケロシンストーブやガソリンストーブ! ニップルの穴を広げないように作業を進めましょう!
下の画像のようにニップルの穴に対し、まっすぐになるようプリッカーの針をおろして挿入します。
そしてニップルの穴を広げないように・傷つけないようにプリッカーの針を上下させます!
針の抵抗感やツッカエ感がなくなればokです。
*プリッカーが太すぎて、お手持ちのストーブやランタン等のニップル(ジェット)の穴に、ピッタリフィットしない場合は、プリッカーを少し削ってあげれば、ニップル(ジェット)の穴に、ピッタリフィットします!
目安として5回程度往復運動すれば、ツッカエは取れると思います。
*汚れの程度にもよります。
コレが完了すれば『ニップル』はまた快調に活躍してくれます!!
ビンテージなストーブはメンテナンス次第で寿命を半永久にすることが可能です!!