オプティマスハイカー+(ガソリン・灯油兼用)おすすめは、ガソリンが使え、かつ、灯油等も使用可能なマルチフューエルストーブです。
マルチフューエルストーブは、一般的にはガス(OD缶やcb缶(カセットガスボンベのことです!))・ケロシンやガソリンが使用できるタイプのストーブ(バーナー)を意味しますが、当サイトでは、複数種類の液体燃料(例えば灯油やガソリン等)が使用できる場合は、ガスが使用できなくてもマルチフューエルタイプに分類します。
OD缶は(out door)のOとDの両方の頭文字をとってOD缶です。またcb缶は(Cassette bomb)のCとBをとってcb缶と呼んでいます。
Cassette bomb=カセットガスボンベ=小型爆弾という意味になってしまいます!一家団欒で囲む鍋や、アウトドアクッキングを楽しむパワーソースが小型爆弾では、少々物騒です!
また、CB缶は本来Cassette canister(カセットキャニスター)と呼ぶべきだと思いますが、我が国の慣れ親しんだ呼び方であるcb缶(Cassette bombカセットガスボンベ)と呼びます!
現時点では、MSR社とプリムス社から1種類ずつ合計2種類。下記のストーブ(バーナー)が販売されています!
下記画像はMSR社のMSR WhisperLite Universal V2です。
北米MSRの看板を背負って立つ名機そのものです!
下記画像は欧州のプリムス オムニフューエルです!
キングオブストーブの名に恥じない、プリムス社の看板を背負って立つ名機そのものです!
更にガソリンのレギュラーガソリンとホワイトガソリン両方が使用できるタイプについては、マルチフューエルタイプと呼ばず、ガソリン使用(仕様)タイプのストーブ(バーナー)に分類します。
複数の液体燃料が使用できるタイプは、北米系または欧州系に多々存在します。
当サイトでも多数を記事にしております!
オプティマスハイカー+(ガソリン・灯油兼用)は、オプティマスが最後に販売した小型箱型ストーブです。
オプティマス111のように従来型までは、各パーツが分離できましたが、このオプティマス ハイカープラスからは、分離してメンテナンスすることができなくなりました。
なお、従来型とは全く異なったバーナー方式を採用しています。
バーナーはマジッククリーニングニードル(磁石の反発でニードルを上下させて自動でクリーニング)機構を採用しています。
従来型の燃焼ハンドルは概ね90度回して最強火力、そして180度回すとニードルが出た状態でしたが、オプティマスハイカー+は、燃焼ハンドルをグルグル回さないと、点火・消火の位置になりません。
また、従来型は燃焼ハンドルとニードルが連動していましたが、オプティマスハイカー+(OPTIMUS-HIOKER+)は、箱の底部に磁石が埋めてあり、そこをバーナーが通過する度に、ジェットの穴を針が上下し、燃焼の際に生じたススなどを取り除く仕組みになっています。
したがって、このストーブ(バーナー)は、名前こそOPTIMUSのネーミングとなっていますが、従来型のOPTIMUS111系とは全く別物です!
このOPTIMUS-HIKERマルチフューエルストーブは、従来のガソリンストーブやケロシンストーブといったカテゴリーではなく、ガソリンストーブやケロシン(灯油)といった全ての液体燃料が使えるようになっています。
その仕組みについては、下記の記事に記載しましたので、ご覧ください!
ガソリンストーブとケロシンストーブ!ニップルの比較!
OPTIMUS-HIKERマルチフューエル-OPTIMUS社製造の最後の箱型小型ストーブ(バーナー)!
PRIMUS社、OPTIMUS社ともに欧州のストーブ(バーナー)の双璧でしたが、OPTIMUS社は看板商品のOPTIMUS111を改良し、OPTIMUS-HIKERマルチフューエルとして、製品化し市場に流通させました。
従来型がジェットを交換しなければ、燃料の種類を交換できなかったのに対し、OPTIMUS-HIKER+は、ジェットを交換せずにマルチフューエルを実現するなどバーナーのバージョンアップを行いました。
他方、従来型にあった燃料パイプなどを分離して、メンテナンスを行うことは不可能になり、金色に輝く燃料タンクもお目にかかれなくなりました。
他の小型箱型ストーブ(バーナー)同様、フタ部分が障害になって大きなフライパンや鍋を、バーナーの五徳にのせることができないため、コテージなどに行く際は、携行する機会が少ないのですが、メンテナンス記事も含めて、おすすめ記事を記載します!