東芝ミキサーMX-A20Gの使用中に、ジュースが駄々洩れしてきました。

長年使用して、愛着のあるミキサーです。DIYで、ゴムパッキンを自作してミキサーの修理をしました。

今回修理したゴムパッキンは、長年使用したことにより、ゴムがガビガビに(硬く)になって、パッキンの役目を果たさなくなったことが原因です。

早速、東芝に連絡してゴムパッキンの注文をしましたが、東芝ミキサーMX-A20Gが廃盤商品になったため、ゴムパッキンは取扱中止となっていました。

しかし、モーターやガラスカップ(ボトル)は、全然大丈夫です。

東芝ミキサーMX-A20Gの復活させるために、上の画像の矢印のゴムパッキンを自作しました。

作成時の、画像が出てきたので記事化します。

作成したのは、2019年5月頃でした。今日、現在で約2年間経過していますが、ゴムパッキンは傷一つなく、快調に使用継続しています。

以下、記録記事を記載します。

また、MX-A20Gの取扱説明書が見つからなかったので、MX-S3Gの画像を東芝から引用しました。

東芝ミキサー(廃番商品)ゴムパッキンを自作。2年経過中!準備するもの

ホームセンターなどで厚さ3㎜くらいのゴムを購入する。

大きさは、壊れたパッキンより2回りくらい大きめのゴムシート。

ゴムシートの価格は様々ですが1枚約100円~200円程度。(1枚でOKです!)

できれば、壊れたパッキンをホームセンターに持っていき、同じ厚さ、そして、2回りくらい大きめのゴムシートを購入してくることがベストです。

円形カッターは、100均で販売している円形カッターでOKです!

東芝ミキサー(廃番商品)ゴムパッキンを自作。2年経過中!壊れたパッキンを元にサイズ採寸

作るOリング形のパッキンは、上の図の、白い矢印部分のものです。

少々、いびつですが、全然問題なく約2年程度使えています。

まず、買ってきたゴムシートに壊れたパッキンを上乗せして、新しく買ってきたゴムシートに、輪郭を描きます。

外側の円と内側の円2つを、同一円心上に丁寧に描きます。

ここで言う外側の円とは、赤い矢印が指す外側の円のことを言います。また、内側の円とは、赤い矢印が指す内側の円のことを言います。

東芝ミキサー(廃番商品)ゴムパッキンを自作。2年経過中!円形カッターで輪郭上を丁寧にトレースする。

先ほど、壊れたパッキンと全く同様なサイズのものを、新しいゴムシート上に書きました。

この描かれた線の上を、円形カッターで、きれいに、かつ、丁寧にトレースしながらカッティングしていきます。

注意する点は、同一円心上で、円形カッターをクルクル回すようにしてください。円形カッターの針を、絶対に円の中心上からずらしてはいけません。

次の注意点ですが、カッティングしていくのは外側の円からです。

そうすると、Oリングの内側を含むゴムシートがカッティングされます。

繰り返しますが、絶対に、同一円心上の針をずらさないで、内側の部分をカッティングします。

円の中心軸をズラすと歪んだ円形ができてしまい、ゴムパッキンとして使えなくなってしまいます。

これで、上記の東芝ミキサーのゴムパッキンの自作は完了しました。

上の画像は、約2年前に作成したゴムパッキンの画像です。

ロビンと奥様の2人で、ゴムパッキンを自作しました。

ジュースの漏れ(リーク)は完全に、防止しています。

かつ、自作で作成したゴムパッキンは、頑丈無双です。

廃棄処分や捨てる前に、ゴムパッキン程度ならば、自作で修理可能です。

全作業時間は約10分くらいです。

手先の器用な方ならば、もっと短時間で完了すると思います。