ペトロマックス(ケロシンストーブ)ポンプロッドの革パッキン手入れ!空振り防止のため等
今日はペトロマックスストーブのポンプロッド先の革パッキンのメンテナンスを行いました。
革パッキンのメンテナンスの目的は、ポンピングの際のスカッスカッという空振り防止、ポンプ内部のオイル切れによる傷つけ防止、異音発生防止などがあります。
ロッカーから出して使用開始してから、約6年くらいが経過しました。
当初は気が付かなかったようなところも、最近は目が行き渡るようになりました。
ペトロマックス(ケロシンストーブ)ポンプロッドの革パッキン手入れ!スプリングワッシャ―等を噛ませました
・ポンプロッドの加工精度が甘いので革パッキンをシッカリ固定させるために、スプリングワッシャ―等を噛ませました。
上の画像の中央のポンプロッドは工場出荷の段階のワッシャーだけで、キチンと先端の革パッキンが固定されるのですが、その両側のポンプロッドは、固定具合がイマイチでした!
そこでロビンは下の画像のステンレス製のスプリングワッシャーと平ワッシャーを各1枚噛ませた後、ソケットレンチで締めたところ、先端部はシッカリしたモノになりました。
これで、ポンプロッドはフラフラ感が収まり、1回1回のポンピングがビシッと決まるようになりました。
ペトロマックス(ケロシンストーブ)ポンプロッドの革パッキン手入れ!仕上げは丁寧に
上記の作業だけで、ほとんどビシッとポンピングはできるようになったのですが、最後の仕上げに革ポンプにオイルを塗布して仕上げることとしました。
*オイルはコールマンのリュブリカント(または同等品)でOKです!
オイル等は本当に少量でOKです。
最近は、コールマンのリュブリカント(または同等品)の他に、KURE(呉工業) シリコングリースメイト ペースト (50g) グリース [ 品番 ] 1067を使用しています!
多量に塗布すると、不完全燃焼やニップルのつまりの原因になります!
下の画像が革パッキンにオイルを塗布した後のポンプロッドの画像です!
革の上にウッスラとオイルが滲む程度で十分に効果を発揮します!
オイル塗布後は、ペーパータオル(無かったら古新聞や古雑誌でOKです!)の上に置くと、余分な(塗布しすぎた)オイルを自然に吸い取ってくれます。
しばらくして、ペーパータオルや古新聞に、オイルがたれなくなったらポンプロッドをストーブ等に装着すればOKです!
この時に、ペーパータオルや古新聞を無理矢理、革パッキンに巻き付けて、オイルを吸い取らないようにしてください!
オイルを塗布した意味がなくなってしまいます。