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上記の画像は、ケロシンストーブ等のジョイントパッキンとして使用する液状パッキンです!

・高性能な高耐熱シリコンは、ケロシンストーブ等のジョイントパッキンとして十分!長期間使用できます!

・ケロシンストーブ等はメーカーによって、公差(要するに隙間)が大きすぎるモノがあります。

・この隙間さえ何とかなれば、このケロシンストーブ等は半永久的に使用できるのだが、既にこのタイプのケロシンストーブ等は絶版になっていて、メンテナンスパーツが入手できない等ということがあります。

・その様な状態でも、今回、記事にする液状パッキンを使用すれば、ケロシンストーブ等は必ず息を吹き返します。

・ただし、難点は一度、液状パッキンを使用すると他のノンアスベストパッキン等と異なり、分解等に手数を要するというデメリットがあります。

・分解ができないということではなく、液状パッキンを使用した際は、液状パッキンを除去する際に綺麗に削り取るのに時間(手数)を要するという意味です。

・また、ノンアスベストパッキンが、即、その瞬間から使用できるのに対し、パッキンの性能を発揮するまで(つまり液状パッキンが固まるまで)待たなくてはならないというデメリットがあります。

・以下、記事にして記載します!

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!公差が大きい場合でもOKです!

・ケロシンストーブ等は、加圧した圧縮空気と加熱した液体燃料をミックスして、燃焼させる道具です。

・燃料タンクやバーナーも圧縮した空気の圧に耐えられるよう設計がされています。

・また、これらのパーツを接続させる役目を担っているパッキンも大きな圧に耐え、かつ、高い温度にも耐えられるように設計されています。

・しかし、これらのパーツとパーツの隙間(公差)が大きい場合は、市販(汎用)のガスケット(パッキン)では、隙間を埋めきれない場合が出てきます。

・また、ノンアスベストパッキンのゴム系では、長年使用しているとバーナー痕等からリーク(圧漏れ)が発生する場合があります。

・これらを防止するために、液状パッキンの使用は頑丈無双です!

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!パーマテックス社・ロックタイト社の液状パッキン

・今回記事にするのは、パーマテックス社・ロックタイト社の液状パッキン(ガスケット)です!

・パーマテックス社・ロックタイト社の液状パッキン(ガスケット)を3ヶ月間くらい使用しましたが、灯油のリークはなくペトロマックス・灯油ストーブの燃焼性能は遺憾なく発揮できました。

・なぜ燃焼性能は遺憾なく発揮できたのに、1部のケロシンストーブ等では、3ヶ月程度で液状パッキンの使用をやめたのかは、後段で記載します。

・ロビンは各種の液状パッキンを試してみましたが、所与の成果を獲得できたのは「パーマテックス社・ロックタイト社」ウルトラブラック・ウルトラカッパー・5920カッパーでした。

・個別の商品名は記述しませんが、他の有名どころの商品はテストしました。

・3ヶ月程度で液状パッキンを使用して灯油がリークしなかったのは、パーマテックス社・ロックタイト社」ウルトラブラック・ウルトラカッパー・5920カッパーでした。

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!液状パッキンをテストした理由

・ドイツから輸入したペトロマックス・灯油(ケロシン)ストーブのジョイントパッキンが貧弱で長期間使用しているとヘタってきました。

・いろんなパッキンをテストしたのですが、良い塩梅に所与の成果を発揮できるパッキンが入手できませんでした。

・そこでテストしたのがペトロマックス・灯油ストーブの初期に装着されていたパッキンと内径・外径の同一のアルミワッシャーに、液状パッキンを塗布して使用してみました。

・この手法で作成したパッキンはリークが発生しないため、ポンピング10回程度で即ブルーフレームになりました。

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!ジョイントパッキンに使用!リークは一切生じなかった

・上記でも記載しましたが、燃料漏れ(リーク)は、一切生じませんでした!

・しかし、メンテナンス等の理由でライジングチューブ(タンクとバーナー部分を接続する油送管のことです。)を分解する際に、固着したガビガビの液状パッキンを剥がすことが大変だったこと。

・メンテナンス時に、ライジングチューブにウェス等を噛ませておけば良いのですが、うっかりミスして、固着したガビガビの液状パッキンをライジングチューブに落としてしまい、後でその落とした液状パッキンを拾うのが大変だったこと。

・アルミワッシャーに液状パッキンを塗布して、テスト燃焼を行うのに液状パッキンの乾かす時間が必要なため、液状パッキンを使用するのが段々億劫になってきました。

・そのような理由があったため、現時点では、分解の必要性のない一部のケロシンストーブ等だけに、液状パッキンを使用しています。

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!液状パッキンの感触

・どれを使用しても良好な結果は得られます。

・しかしながら、液状パッキンの乾燥後の定着した状態がウルトラブラックがシッカリした状況であったのに、カッパー系は何となくフニャフニャした状況が継続したので、ロビンはウルトラブラックを好んで使用していました!

*これはあくまでも好みです!

・またバーナー部分をギュッと締めたときもウルトラブラックの方が食い込みが良かったイメージがありました。

液状パッキンをケロシンストーブのジョイントパッキンに使用!液状パッキンのスペック

下の画像の液状パッキンのスペックは以下のとおりです。

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(1)パーマテックス社ウルトラカッパー
色 茶色

最大充填隙間 3mm
*普通のバーナー部分のクリアランスは埋まります!

温度範囲 −59℃〜371℃

もとは耐油・耐水製ガスケットで、他のシリコンガスケットに比べ、高い温度域での使用可能となっています。

このガスケットは、室温21℃、湿度50%の条件では1時間で乾燥し、24時間で完全硬化します。

(2)・パーマテックス社ウルトラブラック

色 黒

上記のウルトラカッパーとほぼ同じですが、以下の点が異なります。

温度範囲-54~240℃

(3)・ロックタイト社5920カッパー

上記のウルトラカッパーとほぼ同じですが、以下の点が異なります。

温度範囲 -59~316℃

*ロビンは真ん中のウルトラブラックが好きでした!