・ガスバーナーホットマンバーナー!スパルタンな火力が、更に、ウルトラスパルタンに変わる!
・このホットマンバーナーは、8年ほど前に購入しました。今日、再度、3台を組み立てて、スパルタンな火力を検証します。
・なお、ガスバーナー,ホットマンバーナーは現在、オークション市場等を除いて市場流通はしていません。
・スタイルはスパルタン!武骨そのもので、全体はオール鉄製なので非常に重いです!
・燃料はカセットボンベでOKです!
・製造元は日本のサン自動車工業ですが、生産国はアメリカで日本ガス機器検査協会検定(ガス検)準拠となっています!
・このホットマンバーナーには、付属品としてパワーブースターがセットでついてきました。
・このパワーブースターは頑丈無双で、ホットマンバーナーの商品の付加価値を高めています!
・スパルタンなガスバーナーを更に、スパルタンにするために、手を加えた部分は下記のとおりです。
・パーツの古くなった部分を交換。パンチングメタルに防風対策をする。ガスバーナーヘッドの交換(強力バーナーヘッドに交換)。ゴトクをカットして、熱源とケトルなどの距離を短くすることなどです。
ガスバーナーホットマンバーナー!アダプターのパーツの交換を行います
・ロビンは、3台のホットマンバーナーの箱を開封し、各パーツを点検したところカセットボンベを接続するアダプターの口金部分(材質は鉛状のモノでした。)が『ひび割れ』ていました。
・購入した際は、ひび割れていなかったと思いますが、(工場出荷状態(純正品)より強固なパーツに交換します。)互換パーツ類は豊富にありますので早速作業に取り掛かります!
・右のホットマンバーナーのラベルが付いているものが、口金部分が破損していないモノで、左の2つは新品の代替パーツと交換した後のモノです。
*左の2つは新品の代替パーツ(市場(ebay)に流通している強化プラスチック製カセットボンベアダプター)と交換した後の口金部分と、工場出荷状態(純正品)を装着した口金部分です。
*画像では、3つのモノの大きさが異なって見えますが、全て大きさは同一です!
・かなり深部まで『ひび割れ』が発生していたので、パーツ毎交換しました。
・代替パーツは手元にあった新品のカセットボンベアダプターを使用しました。
・ホットマンバーナーの破損していた口金部分は2㎜のネジによってとまっていましたがネジが固着していて、取り外し不可能だったのでラジオペンチで切り取りました。
・口金部分の交換後、正常に代替パーツが装着できたか否かをテストするため、カセットボンベを装着したまま3~4日間総重量の変化がないか否かを確認して、異常がなかったので燃焼テストを行いました!
・新品の代替パーツのカセットボンベアダプターの中身を目視点検し、Oリングはツヤツヤで弾力も十分だったので、そのまま使用することにしました。
ガスバーナーホットマンバーナー!燃焼テストは無事完了
・下の画像のように、カセットボンベがシッカリ装着されていることを確認して着火しました。
・公称出力は 2,500cal(約2.9kw)
・現時点で一般に流通しているカセットコンロは、3.1kwから3.3kwくらいですので、それから比較すると少々控えめな出力です。
・イワタニで販売している、カセットフー BO(ボー) EX-強火力コンロ / 最大発熱量4.1kW-CB-AH-41 等がありますが、概ね一般的なカセットコンロの出力は、3.1kwから3.3kwくらいです。
・その後、ロビンは、テストクッキングでフライパンにベーコンを入れて、アウトドアガスストーブ!ホットマンバーナー(カセットボンベ仕様)で料理してみましたが、必要十分な火力でした。
・重量のある大きな鍋を置いて、冷めないように保温熱源等に使用できます!
・またバーナー(ストーブ)3台が再生しました!
ガスバーナーホットマンバーナー!ホットマンバーナーの仕様
・機種名-ホットマン(SUN-01)
・形式名 SUN-01
・点火方式 マニュアル点火
・電子着火方式ではないのでライター等で着火させます!
・本体重量 約1.5㎏
・最大出力 2,500cal(約2.9kw)
*換算率1.16倍
ガスバーナーホットマンバーナー!パンチングメタルの加工・代替バーナーの取り付け等
・バーナーの周囲を囲んでいるパンチングメタルからの通風板が、十分な防風効果を発揮していないようなので、今後対策が必要と感じました。
・今日は時間の関係上できなかったのですが、今後、代替バーナーが装着できないか否かをテストしてみたいと思います!
・またトーホーゴールド等の火力の強いボンベも使用してみたいと思っています
ガスバーナーホットマンバーナー!組立作業の確認
・ホットマンバーナーは部品(パーツ)が少ないので、間違うことはないと思います。
・ただしスピンドル等に組み込まれたOリング等は消耗品ですので、損耗があるようでしたら早目に交換します!!
・最終的に組み立てが終了した段階で、各部のガタツキがないか否かを確認し、スピンドルを時計回りの反対方向に回転させて着火します!
ガスバーナーホットマンバーナー!ホットマンバーナーの組み立て
・下の画像のように、ホットマンバーナーのグリル(五徳)に、鉄製の足を取り付けていきます。
・次に下の画像のように、ホットマンバーナーのグリル(五徳)に、全ての鉄製の足を取り付けていきます。
・ホットマンバーナーのスピンドル部分です。ロビンは、今回Oリングの目視点検を行ないましたが、異常がなかったので、そのまま使用することとしました。
*口金部分の奥に見えている部分がOリングです。
・下の画像の左側はバーナートップに遮熱版と支柱を組み込んでいく順番です。
・遮熱版の凸の部分は上(天井の方向)を向きます!
・また右側はカセットボンベを組み込む側で社熱板の凹んだ方が地面の方を向きます。
ガスバーナーホットマンバーナー。パワーブースター・スピンドルのセット
・スピンドル部分はグリルにスピンドルガイドステーがありますので、そこに入るようにセットします。
・カセットガスボンベのブタンガスが効率的に燃焼するように、パワーブースターを遮熱版の穴からパワーブースターの頭の部分を出し、磁石の部分をカセットボンベに装着して組み立ては完了しました。
ガスバーナーホットマンバーナー!バーナー部分の出力アップ
・ホットマンバーナー(カセットボンベ仕様)のバーナーの火力(出力アップ)には、4つのステップがありました。
・1はメンテナンスを完全に行う。
・2はバーナーヘッドの交換による火力の向上。。
・3は火口グリルの加工(切断)
・4は防風(風防)対策です!
・1つ1つ確実に、行っていきます!
・今回の課題は、バーナーヘッドの交換による火力の向上です!
・ホットマンバーナーの代替バーナーを探していましたら、ロビンの手元にあった2つのバーナーがサイズ的に合致しました。
・今回テストした2つのガスストーブ(バーナー)は、プリムス2243と中国製のガスストーブです!
・サイズ的にはピッタリ合致したので、グリル(五徳)との接合部には気密性が維持できるよう、ゴムパッキンVITON製の平パッキン(Oリングよりも平パッキンの方がシッカリ食い込みました!)等を噛ませ、ガス漏れ対策を十分に施しました!
ガスバーナーホットマンバーナー!中国製ガスストーブとプリムス2243を装着
・下の画像のペンの位置がグリル(五徳)のバーナーステーの位置になります。
・下の画像はプリムス2243ガスバーナー(ストーブ)です。
・下の画像のペンの位置がグリル(五徳)のバーナーステーの位置になります。
・下の画像はebayで購入した中国製ガスバーナー(ストーブ)です。
ガスバーナーホットマンバーナー!代替バーナーを搭載してみました!
・下の画像はプリムス2243のガスストーブを搭載した場合の画像です!
・ガスボンベ接合部分以下はガスカートリッジ(OD缶)またはカセットボンベ(CB缶)が装着されます。
・安全で、かつ、経済的なこれらのCB缶・OD缶、両方のボンベを使用する、ホットマンバーナーの活躍が楽しみです!!
ガスバーナーホットマンバーナー!ゴトクのカットによる火力アップ
・ロビンは前回、バーナーヘッドの交換による火力無双を図りました!
・プリムス2243・中国製の小型ガスバーナー等の強力なガスバーナーに交換すること。
・上記の手法は、前回完了しました!
・次の課題は、ガスバーナーはそのまま使用し、五徳を若干切断し、バーナーの火口と鍋やケトル等の底の距離を縮めることでした。
・ロビンはこの手法を選択し、熱効率を改善し、更に今後、場合によってはガスバーナーの交換を行って、強力な熱源を構築しようと考えました。
・五徳を切断する前のホットマンバーナーは、下の画像のように、周囲の黒いハニカム状の防風リングから、五徳が3本出て、この五徳は更にバーナーの遮熱版付近で4㎝ほど高くなるように設計されています。
*下の画像はグリル(五徳)の切断前の画像です。
・この設計は『焼き物』等を行う時には、(ソフトな熱源・パワーソースを使用する場合は)とても重宝するのですが、ケトル等を使用する際はバーナーからの距離が遠くなり、バーナーの熱効率が著しく悪くなっていました。
・この3本のグリル(五徳)をサンダーでカットすれば、一気に熱源(パワーソース)とお鍋やケトルの底が接近します!
・要するに約4cmほど、鍋底とガスバーナーの火口を近くしたかったのです!
・3ロビンは、本の五徳をサンダーでカットします!ガンガンカットします!
・下の画像はホットマンバーナーの五徳を切断した後の画像で、俯瞰したモノです。
*下の画像はグリル(五徳)の切断後の画像です。
ガスバーナーホットマンバーナー!アウトドア料理に要する時間は半減!
・下の画像が3リットルのケトルをホットマンバーナーに載せた画像です。
・ロースタイルのガスストーブであるホットマンバーナーは3台購入し、2台は五徳(グリル)を切断しましました!残る1台の仕様については今後、様子を見ながら考えていきます。
・使い心地がよければ、3台目もグリルをサンダーでカットします。
・現時点では、五徳をカットしたために、小さな鍋やケトルが置けません。(あまり小さなモノは使用していないので、そもそも必要性はないのです。)
・今後、必要になった場合は、高さの変動が生じないスチール網等を使用して行きたいと考えています。
・また、風対策等も講じて行きたいと考えています!
・風防措置を行ない、頑丈無双!最強のガスバーナーにしたいと思います!
ガスバーナーホットマンバーナー!4つのメンテナンス作業!
・1つは工場出荷・またそれ以上のメンテナンスを完全に行うこと!
・2つはバーナーヘッドの交換による火力の向上!
・3つは火口グリルの加工(切断)
・4つは防風(風防)対策です!
・今回の作業を通して、頑丈無双スパルタン!ガスバーナーが再生・誕生しました!