普通のシーズンならば、桃は終わりなのですが、2022年の今年は、9月になって、黄金桃が八百屋やフルーツショップなどが陳列されはじめています。

今年は、白桃、白鳳、あかつき、おどろき、など沢山の種類の桃を購入でき、贈り物にしたりしました。

また、上記の各種類の桃を味わうことができ、夏のフルーツを堪能するには最高のシーズンでした。

今日、妻と八百屋さんに買い物に行った際に、黄金桃を7つ(1ケース)で、約950円(税込み)で購入したので、早速ですがレビューを行います。

黄金桃(山形産)を購入。果肉は柔らかく、甘さ最高です。

黄金桃は、「川中島白桃」の偶発実生(ぐうはつみしょう)が、そのルーツとされています。

偶発実生(ぐうはつみしょう)とは、果樹では、両親または片親が不明である場合のことで、結果として、優れた特性を見いだされて選抜された例のことを言います。

黄桃というと、缶詰のシロップ漬けの「黄桃」を想起しますが、「黄金桃」は、シロップ漬け(缶詰)ではなく、夏のフルーツそのものを味わいます。

黄金桃が店頭に並ぶのは、白桃(白い桃)のピークが終わった頃です。

黄金桃は、白い桃と同様に、ずっしりと重く、大きいものがおすすめです。

外観は、全体がきれいな黄色に色づき、果皮に張りがあれば新鮮な証拠です。

桃に袋をかけて栽培する場合、あるいは、袋をかけないで栽培する場合があります。

この場合は、黄色の皮に、赤い部分が入る場合があります。

ただし、桃の皮が褐色に変色していたり、皮にしわができているものは鮮度が落ちてしまっている可能性があります。

黄金桃(山形産)を購入。果肉は柔らかく、甘さ最高です。美味しく食べる方法

黄金桃は、去り行く「夏」を堪能するフルーツです。

盛夏に味わった白い桃は果皮・果肉とも淡いピンク色、白いピンク色です。そして、去りゆく夏の黄金桃は果皮・果肉ともマンゴーのような濃い黄色をしております。

フルーツ、果物は「食べ頃」があります。

夏のフルーツは全般的に、「食べ頃」が短く、タイトです。

メロンや桃(黄金桃)は、常温保存という手段を使用して、人工的に、「食べ頃」を作り出すことができます。

黄金桃(山形産)を購入。果肉は柔らかく、甘さ最高です。黄金桃を食べ頃にするために。

白い桃もそうですが、店頭で購入したばかりの硬い黄金桃は、家に帰ってから、常温で追熟(熟し方が足りないため熟させることをいいます。)させると甘くなります。

追熟する代表的な果物には、下記のフルーツがあります。

桃、バナナ、西洋梨、メロン、キウイフルーツ、マンゴー、温州みかん、アボガド、梅などです。

一方下記のように、追熟しないフルーツもあります。

パイナップル、スイカ、りんご、和梨、イチゴ、ぶどう、イチジクなどです。

桃の中でも、柔らかさの定義にもよりますが、「おどろき」などは、常温保存しても柔らかくなりませんが、黄金桃は、柔らかくなります。

黄金桃は、玄関や廊下など涼しい場所で保存はOKです。指で押して少し凹む頃が食べ頃です。

指で触って、柔らかさを感じる頃、良い香りがしてきたら食べごろです。

冷蔵庫に長時間入れておくと味が落ちてしまうため、食べる1~2時間前に冷蔵庫に移して、食べる直前に、冷蔵庫から出します。

下記画像が、冷やした黄金桃をカットしたモノです。香りが「爽やかで」甘さ「十分です。」

マンゴーに色が酷似しています。