回線業者(NTT東日本、NTT西日本(有線 / 光ファイバー)やKDDI株式会社(有線 / 光ファイバー)、ソフトバンクグループ株式会社(有線 / 光ファイバー)、株式会社ジュピターテレコム(有線 / CATV)、 UQコミュニケーションズ株式会社(無線 / WiMAX)があります。
また、プロバイダには、NTTコミュニケーションズ株式会社(OCN)や ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(So-net)、ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)、ニフティ株式会社(nifty)などがあります。

ひと昔前は、回線業者とプロバイダ業者を別々に契約する必要があったりしました。しかし、2015年2月1日から、回線業者+プロバイダ業者が一体となった、光コラボレーションは2015年2月1日から開始されています。

さらに、2019年7月1日以降は、光コラボの「事業者変更」が可能になりました。

このことにより、現在では光コラボ同士の乗り換えを簡単に行えるようになっています。事業者変更とは、現在契約中の光コラボ事業者との契約を解約し、新しい光コラボ事業者と契約を結ぶことを言います。

「事業者変更」を繰り返していたり、紙ベースの請求書などの保存が怠っていた場合は、現在のプロバイダ業者が分からなくなってしまうことがあります。

光コラボに乗り替える(光回線とプロバイダを一体化する)ことで、契約先は光コラボ事業者となります。トラブルの際の問い合わせ先や、月額料金の請求元が一本化されるので、迷うことがなくなります。

そんな場合に備えて、パソコン(スマートフォン)上、プロバイダ業者が確認できる方法を記事化します。

プロバイダを確認する方法。回線業者とプロバイダーの違い

回線業者とは

回線業者とは電話回線、光回線、ケーブルテレビなどの回線を提供している業者のことを言います。

回線には、有線、有線の1種であるCATV(エリアが限られています。)、無線などがあります。

これを、有線(線が有るタイプ)と無線(線が無くてアンテナとアンテナの空中を飛ばすタイプ)の2種に分けると下記のとおりになります。

有線タイプ ・・・光回線、ADSL※
無線タイプ ・・・WiMAX、モバイルWi-Fi、ソフトバンクエアー(4G・4GLTE)

※ADSLは新規申込受付を終了しています。

過去にインターネットサービスの主流だったADSLですが、新規申込受付はすでに終了しています。これは、光回線インターネットが全国に普及したためです。2023年1月31日には、フレッツ光提供エリア内のフレッツADSL回線サービス自体が完全終了することになります。

プロバイダとは

プロバイダとは、インターネットに接続するサービスを提供している事業者のことです。

上記の回線業者が、有線や無線の回線を提供するのに対し、プロバイダは、インターネット内の住所となるIPアドレスを発行し、インターネット接続を仲介する役目を担います。

今までは、回線業者とプロバイダ業者。別々に契約を結んでいたのですが、現在は回線事業者とプロバイダーが一本化された「光コラボ」が一般的です。

プロバイダは、正式にはインターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)といい、頭文字をとってISPと略します。 法律上では電気通信事業者に該当し、「インターネット接続事業者」や、単に「接続事業者」と呼ばれることもあります。

「コラボ」には、下記のメリットがあります。

支払いを一本化できる。

月額料金が安くなる。

スマホ割引を受けられる。

プロバイダを確認する方法。確認君+(Plus)を使用する。

「コラボ」が普及している現在では、現在契約しているプロバイダを確認できれば、芋づる式にドンドン情報を知ることができます。

では、プロバイダから発行されている「IPアドレス」を確認する作業から始めます。

確認君+(Plus)https://env.b4iine.netを起動させます。

確認君+(Plus)に表示されている中から、赤い楕円形で囲った部分の「あなたのIPアドレス」を使用します。

必要ならばメモしておいてください。

URLは、確認君+(Plus)https://env.b4iine.netです。

同様の機能を持つモノにミンソクがあります。URLは、https://minsoku.net/provider_detectionsです。

プロバイダを確認する方法。IPv4アドレスとPORT番号。IPv6アドレスを入力する。

上記でプロバイダが正確に判定できない場合は、以下の方法があります。

下記のURLを起動します。

http://kiriwake.jpne.co.jp/

ここでは、v6プラスを利用していますを前提に、IPv4アドレスとPORT番号を調べます。

PORT番号は他にも調べる方法は幾つかありますが、http://kiriwake.jpne.co.jp/が簡単にできますので、これを使用します。

IPv4 アドレスとPORT番号を調べます。(IPv6 アドレスでもOKです。)

プロバイダを確認する方法。IPアドレスからISP情報を検索するを起動する

IPアドレスからISP情報を検索するを(下記のURL)表示させ、下記のように必要事項を入力します。

https://abuse.jpne.co.jp/

赤い楕円形で囲った部分に、コピーペーストしたIPv4 アドレスとPORT番号。IPv6 アドレスを入力します。

検索ボタンを押すと、次の画面で、契約しているプロバイダ業者が表示されます。

IPv6のIPアドレスは、下記のURLでも表示されます。

あなたの IPv6 接続性をテストしましょう。https://test-ipv6.com