No12 ストーブ ミー

アウトドアクッキングで絶対に手放せないものは、ガソリンストーブやケロシンストーブです!

分厚いトルク感!ガソリンストーブやケロシンストーブには、一昔前のアメリカ車のV8エンジンの底から湧き上がるようなトルク感があります!

そのDNAを持っているのが、イギリス陸軍軍用No12クッカー(ストーブ)です!

軍用の箱型ケースに収納されたローラーバーナーroarer burnerは、予熱後に覚醒し、即、ブルーフレームで燃焼します!

イギリス陸軍No12クッカーを現在、工業製品として出荷したら、製造原価(コスト)はいくらになるのでしょうか?

計り知れない金額になると思います。

かつて製造大国であった頃の、イギリスの匠の作った工業品。

イギリスebayで購入した、イギリス陸軍軍用No12クッカー(ストーブ)のレビューです!

イギリス陸軍No12クッカー!アウトドアクッキングでは火力無双!ケロシンストーブは火力無双!

イギリス陸軍・No12ストーブ(クッカー)!とても頑丈で頼りになるケロシンストーブです!

アウトドア料理には火力の大きさも影響しますが、どのように風を防ぐかによって、料理時間や作成可能な料理の種類も大きく左右されます!

バーナー部に防風板を付けることによって、火力は見違えるほど変わります!防風板は100均ショップで売っている鉄製のブックスタンドにアルミを貼っただけでも簡単に作れます!

このストーブの設計は秀逸で、防風板・タンク・バーナーの位置等が全て機能優先になっています。

強風をものともしない風に強いクッカー(ストーブ)です!

箱形ストーブは、一部グリーンのOptimus Hiker(タンクがグリーンのモノ)が市販されているだけで、今後は市場に流通しなくなると思います。

カセットガス等のガス全盛時代です。

だからこそ、こういったビンテージなモノをメンテナンスしながら、大切に使用していきたいと思います。

イギリス陸軍No12クッカー!アウトドアクッキングでは火力無双!イギリス-No12クッカーの概要

1. ステンレス製のケース(25cm×26cm)の中にバーナーが収容されている「箱形ストーブです。」

2. タンクの中に灯油を満タンに入れると、No12ストーブの重量は5㎏になります。
*したがって車での搬送は可能ですが、バイクに積載したら他のモノが積載できなくなります!

3. 時々イギリスのセラーさんからメールが来て「良いストーブ入ったよ!!買わない?」等とメールがきます。

4. パーツはOptimus Hiker・R8ストーブ等のパーツの流用が可能な個所があります。
*ニードル等は少々加工が必要なケースがあります。

5. 新品を1台・中古を1台買ったら、中古バーナーとタンクを1台スペアにくれました。今回の記事の画像は中古verです!

*その際中古のバーナーのスピンドルが欠損していたので、Optimus Hiker111のスピンドル、ニードルを流用しました。

6. 着荷してからタンクとバーナーは全て分解し、タンクとバーナー内部は「花咲かG」で洗浄しました。

*2日間漬け置き⇒洗浄⇒10日間ほど乾燥させました。

*その際に「花咲かG」の会社に電話したら、担当の方がPhoebus625を持っていて、その話題で大変盛り上がりました!!
大変親切丁寧に教えていただきました!

7. その後、再組み立てを行いました。

8. 頑丈無双で、壊れないストーブだと思います。

イギリス陸軍No12クッカー!アウトドアクッキングでは火力無双!イギリス-No12クッカーの使用感

防風板をセットアップした場合は、極端に大きな鍋等は載せられませんが、4人くらいまでの料理ならば全然問題ありません。

*防風板を使用しない場合は、超弩級の寸胴鍋もセットできます!

これで数え切れない「アウトドア料理」を作りました!

ロビンはアルコール皿にガラスウールを敷いて、予熱の際の予熱時間の増大を図っています。

No12 ストーブ

No12ストーブは、燃料は灯油を使用すること。可燃物の周りでは使用しないこと。換気に注意して使用すること等が注記されています。

現時点で、タンク・ケースをステンレスであれほどガッシリ作ったら、どのくらいの費用になるのでしょうか?

No12クッカー(ストーブ)のパーツはOPTIMUS111と共通している部分が沢山あります。

そして、No12クッカー(ストーブ)は軍用ですので限りなく「頑丈無双」です。