オプティマス111は、小さい箱型ケロシンストーブ(ガソリストーブ)ですが、火力は十分にあります。
なお、オプティマス111は名機中の名機と言われるRoarer burner(ローラーバーナー)型と、Sirent burner(サイレントバーナー)型ストーブで2つのタイプがあります。
今回は、このオプティマス111のポンプロッドを革製ガスケット(パッキン)に交換することにしました。
簡単なメンテナンスですが、記事にしました。
オプティマス111のポンプロッドを使用可能に修復しました!ブルーフレームで燃焼中です!
現時点でも各種のフィールドで、ロビンが美味しい料理を作る熱源として活躍中のオプティマスOptimus111です。
久々にロッカーから出して、Optimus111(t)を出して軽くテスト燃焼させました。
ポンピングする際に空振りが何回かあったので、ポンプロッドを出してポンプの先を見たところ、ゴムのOリングでポンプ圧をかけるようになっていました。
このオプティマス(Optimus111)が生産された時期のポンプロッドは、このようなゴム製になっていたようです。
ロビンはこのゴムのOリング装着のポンプロッドは、そのまま保存して、オークションで落札した革製のパッキンを装着したポンプロッドに交換することとしました。
オプティマス111のポンプロッドを使用可能に修復しました!ポンプロッドを交換します!
革製のパッキンを装着したポンプロッドをオークションで落札しました。
落札したポンプロッドをオプティマス(optimus111)のタンクに装着して何回かポンピングを行ったところ、ポンプシリンダー内部から異音が聞こえてきます。
ポンプロッドを良く見ると、下の画像のように革パッキンの縁ギリギリまで5/16インチサイズの6角ナットが張り出しています。
ほとんど5/16インチサイズの6角ナットの外周に隠れて、革パッキンが見えないくらいです!
この六角ナットのサイズは、5/16インチサイズのモノです。
全く気が付きませんでした!これではポンピングを繰り返せば繰り返すほど、ポンプシリンダー内壁が削り取られていきます。
ロビンは早速、ホームセンターで同サイズの肉薄の6角ナットを探したのですが、丁度良いものが見つかりませんでした。
オプティマス111のポンプロッドを使用可能に修復しました!5/16インチからM6にナットを交換します!
そこで5/16インチサイズの6角ナットを使用することを断念し、下の画像のM6の6角ナットを使用することとしました。
このM6の6角ナットは革パッキンが上に逃げないようにするためのナット単なる「キャップ」です!ネジは効かせていません。
次にパッキンの先の画像の右端のUNC No8の6角ナットを締めこむことによって、抑えの効果が出るモノを革パッキンとM6の6角ナットの間に挿入していきます。
このUNC No8の6角ナットのサイズは下の画像のモノになります!
この挿入材は8mm×12mm×1mmのアルミのワッシャー(ガスケット)を4枚使用しました。
オプティマス111のポンプロッドを使用可能に修復しました!パーツを組み込んでいきます。
上述の材料を組み込む前が下の画像です。
この材料を組み込んでいくと、下の画像の1番下のポンプロッドになりました!
確認ですが、1番左側がjis-isoの6㎜の六角ナット・次にアルミニウムのガスケット4枚(8mm×12mm×1mm)・革パッキン・そして1番右側にUNC No8の6角ナットを配置します!
上記のパーツを組み込んだら、革パッキンが微動だにしなくなりました!
外観は些か不格好ですが、上記の作業によってポンピングが1回1回ビシッビシッと決まるようになりました。
ポンプロッドに装着するスプリングは、時間のある時に探して装着します。
上の画像は1番上からペトロマックスストーブのポンプロッド、次にOptimus Hiker(緑色のタンクのモノ)・次がOptimus 111のゴムパッキンver・1番下が今回使用できるようになったOptimus 111のポンプロッドです。
2番目のOptimus Hiker(緑色のタンクのモノ)のポンプロッドは、オプティマス(Optimus)111に使用できます!
互換性はあります!