ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要!点火の手順
・ストーブやランタンをブルーフレームにするには、圧縮空気と予熱が重要なポイントです。
・ドイツ・ペトロマックス灯油ストーブ点火⇒消火の手順は、他のマナスル・Optimus系のストーブ等のストーブの点火基準と同様ですので、参考にしてみてください!
・ヒトそれぞれの方法がありますので、今回記載したモノはあくまでも1つの方法です。
・他にも工夫されている方・秀逸な方法が多くのサイトにあります。
ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要!灯油タンクに燃料をほぼ満タンに注入する。
・ペトロマックスストーブの灯油タンクに75%~80%の灯油を入れます。
(この75%~80%の灯油を入れるということは、ほぼ満タンを意味します。これ以上注入すると予熱・運搬時にあふれます。)
・満タンにすると約1.2リットルの灯油が入ります。
・下の画像にほぼ満タンラインをガムテープを貼って示しました。
・また白いクリップで挟んでいるモノがスクリューキャップ=空気調整ネジです!
・外部環境によりますがこの程度の満タンならば、スクリューキャップ=空気調整ネジを閉めて予熱できます。(ニップルからのポットモレ火がほぼないです。)
・この量を注入することは圧力をかけ易いです。燃料が少ないとポンピングしてもスカスカになるケースが多いです。
ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要!予熱の方法
・燃焼や着火に入いる際に最も重要な作業が『予熱(予熱)』です。コレが上手く行くか行かないかによって、炎上コースを辿るか否かになります。
・まず燃料タンクのキャップ・そのキャップの横についているスクリューキャップ=空気調整ネジを全部シッカリ閉めます。
*スクリューキャップを開けておいて、着火直前に閉める方法もあります。
・初めから閉める方法で行うと予熱の際のエネルギーが有効に使用できますので、ロビンは閉めて行っています。
・アルコール皿には十分なアルコールを満たします。ここで少ない量を使用し炎上するよりましなので、シッカリ、アルコールを使用します。
・また風によってアルコールが真っ直ぐ上に向いて、油送管を熱しているかどうかも重要です。いくらナミナミとアルコールを予熱皿にいっぱい入れて燃焼させても、アルコール燃焼の炎が(風等で)ユラユラ揺れて、炎があさっての方向を向いて、本来熱すべき油送管(アルコール皿の上のU字状になっている管のことです。)を熱くしていない等のことであれば何分予熱しても満足な着火に至りません。
・真っ直ぐ予熱の炎が油送管を熱していない場合は、大事な予熱炎が真っ直ぐ上に向くように風を遮ってください!
・通常であれば、アルコール皿のアルコールが全部燃焼する頃には、もう完全に燃焼スタンバイです。
ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要!着火の方法
これも2つあります。
1. 1つはアルコールの火が消えかかる際に、ポンプをグーッと2・3回押す方法です。
コレで自然に着火します。
2. もう1つはアルコールの火が完全に消えて、即、ポンプをグーッと2・3回押して、ニップルから細い燃料の糸状のモノが出てきますので、コレに着火する方法です。
*最初は2番目の方法からトライすると簡単かもしれません。
ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要! 燃焼
燃焼後はニップルの締め付け部やジョイントパッキン部からガス漏れ等がないか否かを確認して異常がなければ、順次、ポンプの圧力を高めて行きます。
ケロシンストーブをブルーフレームにするには予熱が最重要!消火
消火はいたって簡単で燃料注入口(上に向いているキャップ)についているスクリューキャップ=空気調整ネジを緩めるとプシュッーと音が出て即座に消火します。
*これは燃料が灯油だからできます。同じことをガソリンストーブで行ったら悲惨な事になります!!
消火に伴って金属がキンキンと音を立てますがコレは何の問題もありません。
余程、撤収(帰宅)を急いでいるのでなければ、調整ネジは、即、閉めなくて良いです。
燃料(灯油)が冷めて本来の容積(体積)に戻って、本来あるべきタンク内の空気と燃料の比率(容量)に戻ってからスクリューキャップを閉めれば良いです!
*念のため書きますが、スクリューキャップ=空気調整ネジを開けっぱなしで運搬して良いということではないので留意してください。
以上「ドイツ・ペトロマックス灯油ストーブ点火⇒消火の手順・重要な事は予熱をシッカリ行うことです!」でした!
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