灯油やホワイトガソリン等!変質させないために!空気・温度・太陽(光線)に注意

ストーブやランタンに燃料入れて越年する場合は、保管方法を適正に行いましょう!

当然のことですが、越年灯油・ホワイトガソリンであっても変質していなければ、灯油やホワイトガソリンとして(要するに燃料として)全く問題なく使用できます。

だけど、灯油が変質しているか?否かが分からない!(正常に燃焼するか否か分からない。)そう言う場合は危険回避のために適正に廃棄処分することが賢明です!

灯油の変質防止また変質を遅らせるには空気・温度・太陽(光線)から灯油をシャットアウトすることが重要です!

*冷暗所の保管等はもとより、良質なガソリン携行缶等を使用することが賢明です!

例えば独立行政法人 国民生活センターでは以下のリンクのように変質(越年)灯油の使用について注意喚起を行っています!

https://www.kokusen.go.jp/retzsearch/search

またNite 独立行政法人 製品評価技術基盤機構の方が以下のような秀逸な論文を寄稿しています!

https://www.nite.go.jp/data/000073123.pdf#search='%E7%A9%BA%E6%B0%97+%E7%81%AF%E6%B2%B9+%E9%85%B8%E5%8C%96'

*変質灯油検知管「チャロンボ」について紹介もしておりました。
この「チャロンボ」は、現在市場に流通していないと思います!

全く上記論文のとおりだと思います!変質した灯油等を使用すれば暖房・燃焼機器にダメージを与えるのは当然です!

したがって、極力新しい灯油・ホワイトガソリンの使用を推奨しますが、保管方法に十分な注意を払うことにより、越年(年越し)灯油・ホワイトガソリンも-基本的に問題なく使用しています

灯油やホワイトガソリン等!変質させないために!越年灯油等でも変質しない場合がある

・灯油に化学変化をきたす行為を行えば灯油が変質し、色を帯びたりにおいが変化する等は当然のことです。
*裏を返せば、要するに保管・保存方法に灯油に変化をもたらす要素があれば変化する、それがなければ殆ど変質しないということです!

・越年どころか保管場所や保管方法によっては、2ヶ月程度から灯油は劣化し、使用不可能になるケースもあります!

・当たり前の話ですね!

・しかし、保存方法に注意すれば越年灯油の劣化は防止でき、かつ、使用できます!

・下の画像は越年灯油と新品灯油の画像比較です!

・上のペットボトルに入っている灯油は越年灯油で、下のペットボトルに入っている灯油は4日前に購入した灯油です。

・予め覚えていたから、区別がつきますがペットボトルを入れ替えられていたら、どちらが越年灯油で、どちらが新規購入なのか分かりません。

灯油やホワイトガソリン等!変質させないために!常時使用している灯油ホームタンクの中身は越年灯油です。

・越年灯油等の使用を推奨するわけではないのですが、ここ30年以上ロビンのホワイトベースや家にある多くの灯油ファンヒーター・灯油ヒーター等全ての燃焼機器で越年灯油を使用しております。

・コメリなどでは400リットル以上のホームタンクが販売されていますが、我が家は200リットルの灯油のホームタンクです。

・この200リットルのホームタンクは、暖房機器の種類や台数。また季節やメインボイラーの燃焼時簡によっても大きく左右されますが、200リットルのホームタンクの場合は、2か月以上灯油を配達してもらわなくてもOKです!

・上越市のホワイトベースの給湯システムは灯油ですが、灯油は冷暗所に設置しているホームタンク200リットルから大型ボイラー(多分、縦120㎝・横70cmmくらいの大きさ)に直結させています。

・ホームタンクへはJA(農協)の小型のタンクローリーで給油してもらっています。

・ポリタンクでの買いに行くのより割高ですが、ロビンはこのローリーからの直接給油を約30年間行っています。

・このボイラーの運転等は居室のパネルで操作します。

・前の大型ボイラーは使用から約25年くらいで交換しましたが、交換理由は越年灯油を使用したことではありません。

・単に老朽化が原因と、それを機会にもっと給湯能力を向上させたいと思ったからです。

・この大型ボイラーで風呂・洗面所・キッチン等に給湯するシステムになっています。

・過去30年以上1回も燃焼機器や暖房器具で過年度・またそれ以上の先年度の灯油を使用したことが原因で、燃焼機器や暖房機器の損傷を招いたことはありません。

・ポリタンクの白のポリタンクは野外で使用する真水用に使用し、他の濃い色付きで太陽光を通さないポリタンクを使用し、かつ、灯油のポリタンクは冷暗所に保管しています。

・これらの暖房機器は再度冬季が来るまで灯油は各燃焼機器に装填したままです。つまり、入れたままです。暖房機器を使用する時は昨シーズンの灯油をそのまま使用することとなります。

・多分20年以上使用したシャープ製の灯油ヒーター(芯上下式)(今年の春に入れ替えました!)やフィリップ社製の灯油ファンヒーター等、現時点でもロビンのホワイトベースや家で全然問題なく使用しています!

・灯油ファンヒーターの場合はブンゼンバーナーやポット式(レーザーバーナー)等の違いによって、使用不能になるケースが多いようです!

・過年度の灯油ストーブに入れた灯油や、約20年以上前にコールマン508やホエーブス625等に給油したホワイトガソリンは問題なく点火しました。

・通常の灯油ストーブ(ペトロマックスやホエーブス625等)は過年度の灯油でも全く問題なく正常燃焼します。

・クロークに放置してあった、ホワイトガソリンが入っていたコールマン508等も全く問題なく燃焼しました!ポンピング後1発点火しました!

・勿論、なお基本的にはストーブやランタンにはいつでも新鮮な燃料を供給してあげるべきですが、入っている燃料や越年・少々期間を経過したものを処分してまで新しい燃料を補給する必要はないと思います。

*ただし、赤ガスで上記のようなことをやるのは好ましくないと思います!

灯油やホワイトガソリン等!変質させないために!保管方法・保管場所が重要な要素になります!

・灯油・ホワイトガソリンの保管場所等もポイントです。

・標記の液体燃料の保管場所は人それぞれだと思いますが、ロビンは基本的には液体燃料は冷暗所に置いています。

・現在、灯油については金属缶ではなくポリタンクでの保管が認められています!ポリタンクは極力『肉厚で色の濃いもの』の使用が良いです!

・いったんポリタンク・金属缶等に保管したら栓の開閉は必要以上に行わない!空気との接触時間を極力最小限にします!
*普通の行為を普通に行えばOKです!

・温度は低いバックヤード等を選択する!

・また缶を開けたら遅滞なく他の容器に小分けしてしています。

下記は、アウトドアで使う燃料の特徴、使用法、保存期限、まとめ記事!です。ご覧ください。

・ジェリー缶(ドイツ軍仕様)の携行缶も、激レアでオリジナリティたっぷりです!