No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入。灯油ストーブのカテゴリーに区分!
・No12cooker.No12stoveのガスケット交換。
・アウトドア用のストーブ(バーナー)を区分する場合に、灯油を燃料または主燃料として使用するストーブ(バーナー)をケロシンストーブ(バーナー)と呼ぶ場合があります!
・イギリス陸軍No12クッカー(ストーブ)は、ケロシン(灯油)を主燃料とする液体燃料ストーブ(クッカー)です!
・大切に使用すれば、半永久的に使用できます!
・ストーブ=バーナー=クッカーのことです!
・灯油は比較的安価であること!強力な火力を発揮できること!
・そして、多くの家庭で灯油(越年灯油を含む)を所有していること、ホワイトガソリンに比較してガソリンスタンドでも入手しやすいことなどのメリットがあります!
・現行法では灯油(ケロシン)の保管はポリタンクでの保管もOKです!
・ただし、消防法(国の法律)や火災予防条例(地方自治体の法律)で定められている危険物の保管量(上限)の適用があります。
・主に米語(アメリカ語)を使用する圏内でkerosene(ケロシン)という用語が使用されています!
・ストーブ・ランタンにまつわる表記(表示)では、英語圏内でもイギリス語と英語で異なる表記が少なからずあります。
・今回はケロシンストーブ(アメリカ語・米語)という表現で記事を記述します!
・上記のケロシンストーブのカテゴリーの中にイギリス軍・陸軍軍用No12ストーブがあります。
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入。サイレントバーナーのガスケットが少々歪んでいました!
・イギリス軍・陸軍軍用No12ストーブは、横浜ロビンのお気に入りのストーブで毎回のようにフィールドに持参しています。
・過去記事No12ストーブ(イギリス軍用ストーブ)で海老フライを作り・コールマン508でローストチキンを温めて食べました!も是非読んでください!
・過去記事潮風に吹かれながら、コールマン424・No12 ストーブでアウトドア・スペシャルカレーを作りました!!(横須賀-観音崎公園)も是非読んでください!
・毎回、長時間のドライブを行っていたので、サイレントバーナーに強い負荷がかかっていたのかもしれません!
・特に大きなトルク(熱以外の負荷)をかけたことは無いので、熱による変形だと思います。
・このガスケット(パッキン)を目視点検したのですが、変形したモノを修正すれば、しばらく使用可能であることが分かりました!
・ガスケットの歪んだ原因ですが、ガスケットには異なる2つの金属(2層になる型式)が使用されていました。
・この2層の上部ではサイレントバーナーの気密性を良くするために、比較的柔らかい金属が使用され、下層では熱に強い銅が使用されています。
・このため長期間使用するとサーモスタットのような機能がガスケットに生じて、ガスケットが歪む事が分かりました。
・要するに、2つの異なった熱膨張率をもつ金属が、反発しあうことによって、ガスケット(パッキン)が熱膨張率の低い金属の方に反ることがガスケット(パッキン)の歪んだ原因でした!
・原因が分かれば、メンテナンスや対策も構築できます!
・代替パーツの入手は後回しにして、早速、サイレントバーナーを分解して、メンテナンスを行いました。
・下の画像は、No12ストーブ(クッカー)のサイレントバーナーを分解した画像です。
・上の画像の左側のパーツが、No12ストーブ(クッカー)のバーナーヘッドの真上に来るパーツで、サイレントバーナーのベースメント(基台)になります。
・その上に、サイレントバーナーのキャップが乗って、それを白い洗濯クリップに挟んでいるガスケットで、上から抑え込むようにして固定します。
・固定には上の画像にある2本のビスを使用します。
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入。ガスケットの歪みは修正して、使用可能極限まで、使用することにしました!
・ガスケットの歪みは平面な台の上で、ガスケットを平面な素材で押しつけ、更にその上からプラスチックハンマーで、丁寧に叩き歪みを修正しました。
・ebayで購入してから、ビスは交換していなかったので、同様のサイズのビスをホームセンターで購入して交換しました。
・このケロシンバーナー・No12ストーブのサイレントバーナーは、made in taiwan なので、jis規格が合致するか否か、心配していたのですが、ピッタリ合致しました!
・下の画像は、今回購入した、ステンレス製のビス( )・平ワッシャーです!
・製造元の大里(株)に電話して、質問したところ、「この製品はSUS304でできており、耐熱温度は450度です!」ということでした!
*SUS304の場合は、もっと高温域で耐熱性がありそうですが、No12ストーブ(クッカー)の耐熱性を考えたら十分です。
・ステンレス製のビス(鉄もそうです!)は、固着の可能性があるので、メンテナンスしたついでに交換することが重要です!
・左側の画像が、真新しいステンレス製のビスを埋め込んだサイレントバーナーです。
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入。2種類の燃焼テストを行いました!
・今後サイレントバーナーのガスケットの損耗を考え、下の2種類のテスト燃焼を行いました。
(1).ガスケットを使用せず、サイレントバーナーのベースメントの上に、サイレントキャップだけをチョコンと置いて、テスト燃焼をした場合。
・要するに、ステンレス製のビス止めを行わない状態で燃焼を行いました。
・上記のケースでも、中火までは綺麗なブルーフレームになりました。
・上記のケースでは、この程度から更に火力をアップしても、ブルーフレームのままですが、フレーム(炎)が若干不揃いになってきます。
(2).ガスケットを使用せず、サイレントバーナーのベースメントの上に、サイレントキャップだけをチョコンと置いて、ステンレス製のビス止めを行った状態でテスト燃焼をした場合。
・下の画像は、分かりにくいのですが、かなり火力をアップしても、ブルーフレームで、かつ、炎が綺麗に揃っています。
・いずれにしても、仮にガスケット(パッキン)が全損になっても、ガスケット(パッキン)を使用しないでステンレス製のビス止めあり、止めなしによって、サイレントバーナーは、半永久的に使用可能なことが分かりました。
・下の画像は、サイレントバーナーのベースメント(基台)に、サイレントキャップをビス止めした際の、裏側からの画像です。
・また、サイレントキャップの接地面を極力、平たんにすることによって、炎が綺麗になるので、これらのメンテナンスについても留意していきます。
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No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)のガスケット用銅ワッシャーを購入!サイレントバーナーの再生!
・ebayでケロシンストーブ-No12ストーブ(サイレントタイプ)のガスケット用銅ワッシャーを購入しました!
・堅牢無双なケロシンストーブ(バーナー)のNo12ストーブ(サイレントタイプ)のメンテナンスを、過日行いました。
・その際に、サイレントバーナーの損耗した部分を補って、機能を十分発揮させることを確認しました。
・No12ストーブのサイレントバーナーのガスケットは2層構造になっています。
・この2層の上部ではサイレントバーナーの気密性を良くするために、比較的柔らかい金属が使用され、下層では熱に強い銅が使用されています。
・このため長期間使用するとサーモスタットのような機能がガスケットに生じて、ガスケットが歪む事が分かりました。
・これを踏まえて、ロビンは代替パーツを入手し、サイレントバーナーの耐用年数の半永久化・機能強化を考えました!
・購入する際の必須条件としては、ガスケット(パッキン)として、気密性と耐熱性を有する銅ワッシャー(単層!1層!)です!
・銅100%の平ワッシャーが購入目的物です!
*純正品のように2層になっているモノですと、反りが生じますので今回購入するのは1層で『純銅』です!
・銅ワッシャーを入手し、No12ストーブ(サイレントタイプ)に現在装着されているガスケット(パッキン)と、交換すれば更に頑丈無双なサイレントバーナーが完成します!
・この銅ワッシャーを購入するにあたって、国内の通販サイトを見たのですが、No12ストーブ(サイレントタイプ)に合致するような純銅平ワッシャーを見つけることはできませんでした。
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)のガスケット用銅ワッシャーを購入!純銅平ワッシャーを2種類購入しました!
・ebayで出品展示されていた純銅平ワッシャーを2種類購入しました!
・そこで、ロビンは純銅平ワッシャーを探す視点を国内からebayに転じて、純銅平ワッシャーを探し始めました!
・見つかりました!今回ebayで購入(輸入)した、耐熱性や密着性に優れる純銅平ワッシャーの画像です。
・No12のサイレントバーナーにピッタリ合致するか否か不安でしたので、以下の2種類の外径・内径の純銅平ワッシャーを購入しました!
・厚さは両方とも2㎜です。
・購入時の金額は以下のとおりです。
・ガスケット(パッキン)は合計2個購入し、購入金額は約920円です!
46mmx56mmx2mm Copper Flat Ring Sealing Crush Washer Gasket Grommet 460円
44mmx54mmx2mm Copper Flat Ring Sealing Crush Washer Gasket Grommet 453円
・約10日間でロビン宅に純銅平ワッシャーが配送されました。(配送料込みで上記の価格です。)
No12ストーブ(No12stove)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入。サイレントバーナーに銅ワッシャーを噛ませてみます!
・早速、No12サイレントバーナーに銅ワッシャーを噛ませてみます!
・今回購入した2種類の純銅平ワッシャーの画像です。
・左右同じように見えますが、若干サイズが異なります!
No12ストーブ(No12stove)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入!両方使います!
・No12ストーブ(サイレントタイプ)にピッタリ合致した44mmx54mmx2mmの純銅平ワッシャー、若干大きめだった46mmx56mmx2mmの純銅平ワッシャー!
・下の画像は純銅平ワッシャーが、ほぼ寸分の隙間がなくNo12サイレントバーナーにフィットしているモノです!
・44mmx54mmx2mmの純銅平ワッシャーが、本体の背の高さともピッタリ合致しています!
・ピッタリ合致した44mmx54mmx2mmの純銅平ワッシャーです!
・左側のガスケット(パッキン)は損耗途中の純正のガスケット(パッキン)です!
・下の画像は純銅平ワッシャー(46mmx56mmx2mm)が、若干隙間を生じてNo12サイレントバーナーにフィットしているモノです!
・若干隙間を生じた46mmx56mmx2mmの純銅平ワッシャーです!
・左側のガスケット(パッキン)は損耗途中の純正のガスケット(パッキン)です!
・あとは純銅平ワッシャーを装着する際には、1.5㎜から2㎜ほどの穴を電気ドリルで開けるだけです。
・これで純正ガスケットが完全に損耗しても、代替パーツが見つかったので大丈夫です!
・上記の画像は、インナーキャップに純銅平ワッシャーを装着したモノです。アウターキャップには46㎜の純銅平ワッシャー(内径調整の上)を噛ませて使用しますが、今後、別のサイズや代替品を購入した場合はサイトに記載します!
No12ストーブ(No12stove)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入!銅とアルミニウムの融点の違い等
・ガソリンストーブ(バーナー)やケロシンストーブ(バーナー)に、純銅平ワッシャーおよび、アルミニウム平ワッシャーを使用する上での留意点
・ガスケット(パッキン)に使用する場合の純銅平ワッシャーとアルミニウム平ワッシャーの違いですが、ジョイントパッキンまでの位置に使用するならばアルミニウム平ワッシャーで十分です!
・ジョイントパッキンまでの位置とは、燃料タンクからバーナーまでのラインでガスケット(パッキン)を必要とする部位の内、バーナー及びバーナー直下を除く数々(数種類)のガスケット(パッキン)のことです。
・バーナー及びバーナー直下に純銅平ワッシャーを使用し、それ以外の部位にアルミニウム平ワッシャーを使用する理由は耐熱性や耐久性の視点からです!
・銅とアルミニウムの耐熱(融点)を以下に記載します!
・銅の融点は約1084℃です!
・アルミニウムの融点は約660℃です!
*上記は一般的な特性であって、『何を、どのようにして』混ぜるかによって、『柔らかさ、耐熱性や耐久性』は異なってきます!
No12ストーブ(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入!純銅平ワッシャーやアルミニウム平ワッシャーの特性の相違点
・純銅平ワッシャーやアルミニウム平ワッシャーの特性の相違点
・一般的にアルミニウム平ワッシャーの方が、純銅平ワッシャーに比較して潰れやすい(密着性に秀でている)特性を持っています。
・また、一般的にアルミニウム平ワッシャーの方が、価格が安価であるという特徴をもっています!
・次に純銅平ワッシャーですが、アルミニウム平ワッシャーと比較して、潰れにくいという特性を持っています。
*ロビンのノアのドレンボルトには、純銅平ワッシャーを使用しています!もちろん、適正なトルクで締め付ければ潰れて(クラッシュして)くれます。要するに適材適所です!
・なお、一般的には、純銅平ワッシャーの方が、アルミニウム平ワッシャーと比較して価格が高価であるという特徴をもっています!
・誤解しないでいただきたいのは高価=万能。安価=使えない。等ということではありません!
・純銅平ワッシャーもアルミニウム平ワッシャーも適材適所に使用してこそ、その真価を発揮するのであって、価格の高低は一切関係ありません。
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!公差(ガスケットやパッキンを使用する隙間)が大きい場合の留意点
・公差(ガスケットやパッキンを使用する隙間)が大きい場合は、純銅平ワッシャーやアルミニウム平ワッシャー単独では厳しいので液体ガスケット(パッキン)を併用します!
・公差(隙間、金属と金属の隙間)が大きい場合は、バーナー部分を除いて(要するに燃料タンクからジョイントパッキンまでの各部位に使用するガスケット(パッキン)ならばOK!)、パーマテックス社ウルトラカッパー等(同一性能を具備するならば他社製品もOKです!)を併用して、燃料リーク(燃料漏れ)を防止できます!
・過去記事、液状パッキン(パーマテックス・ロックタイト社)を灯油ストーブのジョイントパッキン(臨時)使用できます!は、こちらです!
・上記記事で『臨時』と書いてあるのは『耐久性や耐熱性』が欠落していたために、臨時にしか使用できなかったという意味ではありません。
・『耐熱性や耐熱性』は頑丈無双!耐久性無双!耐熱性無双です!しかし、ロビンが『臨時』と書いたのはジョイントパッキンの取り外し(脱着)の都度、液体ガスケットのネバネバしたカス(残骸)を除去するのが面倒だったからです!
・現在、ペトロマックスストーブ(バーナー)に関しては、ほぼメンテナンスフリーの状況です!したがって、ジョイントパッキンの脱着は行わないので、耐熱性や耐久性無双の液体ガスケットを併用しています!
・現に、ペトロマックス2台は、2年間から3年間(銅ワッシャー+液体ガスケットの組み合わせ)で無交換記録を延長中です!
*パーマテックス社ウルトラカッパーの性能
色 茶色
最大充填隙間 3mm
*普通のバーナー部分のクリアランスは埋まります!
温度範囲 −59℃〜371℃
もとは耐油・耐水製ガスケットで、他のシリコンガスケットに比べ、高い温度域での使用可能となっています。
このガスケットは、室温21℃、湿度50%の条件では1時間で乾燥し、24時間で完全硬化します。
・ただし、液体ガスケット(パッキン)を使用(併用)した場合は、その部位を脱着した場合は、その都度、液体ガスケット(パッキン)の塗り直しが必要となります!
No12ストーブ(No12cooker.)(サイレント)ガスケット修理!銅ワッシャー購入!銅やアルミニウム平ワッシャーが下のebayのリンクから購入できます!
・純銅平ワッシャー及びアルミニウム平ワッシャーの価格は、サイズや数量によって様々な価格設定になっていますが、送料込みでカナダドル C $10.17、日本円で Approximately JPY 858円から出品展示されていました!
・下の画像は、ebayで出品展示されている純銅平ワッシャー及びアルミニウム平ワッシャーです!
・下の画像は、アルミニウム平ワッシャーのモノです!
・愛機や愛器を長く使用するために、メンテナンスを十分に!
・ロビンが購入した純銅平ワッシャーのセット!アルミニウム平ワッシャーのセットについては、後日サイトにアップロードします!
・No12ストーブなどを使用したアウトドアクッキング・アウトドア料理関連記事は、下記リンクをクリックしてください!
No12ストーブ(クッカー)・コールマン508で海老フライ・ローストチキンを食べました!
No12ストーブとハインツ(ゲニオール)ストーブでアウトドアクッキング(粗挽きハンバーグ等)!
No12ストーブ(サイレント仕様)のポンピングを軽くしました。NRVのスプリング(バネ)は、OPTIMUS111のモノに交換しました。
プリムスオムニフューエル!No12ストーブ(クッカー)!で、アウトドアクッキングしました!
No12ストーブ(イギリス軍用箱型ストーブ)の給油口パッキンをNRBパッキンに交換しました!
No12ストーブバーナーのスピンドル-ニードル交換を行いました!イギリス軍用箱型ケロシンストーブです!
コールマン-ガソリン2バーナー・イギリス軍-No12 ストーブでアウトドア・スペシャルカレーを作りました!!(横須賀-観音崎公園)
No12クッカーは、ebayから購入できます!