南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!毎年の恒例行事です。
・平成30年6月6日気象庁は、関東甲信、東海、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
・関東甲信地方は昨年より1日早く、平年より2日早い。東海地方は昨年より15日早く、平年より2日早い。近畿地方は昨年より14日早く、平年より1日早いです。
・さて、梅雨入りと同時期に訪れるのは、恒例行事である梅酒や梅の砂糖漬け等の製造です。
南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!用意するもの!
・事前に用意するものは下記のとおりです。
・完熟梅(今回は10キログラムの内半分を使用しました。)
・氷砂糖(じわじわと溶けるのは氷砂糖です!上白糖等はNGです。)
・下の画像は、今回使用した3Lサイズの『梅』と、氷砂糖です。
・梅を入れ、その上に氷砂糖を乗せ、梅と氷砂糖を交互に入れていきます。だいたい梅1キロに対し氷砂糖1キロです。
・梅の砂糖漬けを入れる瓶(今回は5リットルと3リットルのガラス瓶です。)
*添付した画像に写っている瓶です。
・少々のタオルペーパー
南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!絶対に必要なモノは『良い梅』です!
・良い梅の砂糖漬けや梅酒作りに絶対に必要なモノは『良い梅』です!
・毎年、程度の良い『梅』を購入しているのですが、今年も『3Lサイズ』で紀州産(和歌山県)の南高梅を購入することができました。
・3Lサイズの上のサイズは4Lサイズですが、4Lサイズは中々見つからなかったので『3Lサイズ』10キログラムの購入を決定しました。
・今回購入した南高梅(3Lサイズ)が下の画像です。
・1個あたりの重量約34グラム
・横概ね4㎝強。
・縦概ね4.3cmm、
・綺麗な色をした黄色い完熟梅です。
・今回購入した完熟梅の約半分(約5㎏)を砂糖漬けにします。
・残りの半分(約5㎏)は次回以降に梅酒作りを行います。
・ちなみに、下の画像は昨年の今頃、作った梅酒から取り出した梅です。
・梅の種類は失念しましたが、埼玉県の越生(おごせ)梅林(ばいりん)で購入した青梅です。
・この梅は青梅の段階から蒸留酒に漬け込んでいました。
・かなり、シワシワになっています。
・シワシワの梅は、『梅の残留エキス分』だけ摂取できるように、シワシワになるように作りました。
・基本的にシワシワの梅は、浸透圧によって外部のアルコールに対し、梅のエキスが浸透しています!
・『家庭で製造する梅酒等で美味しいアウトドア料理を!少しだけ酒税法をインプット!』の記事はここをクリックしてください!
・昼間に事務処理での一休み時や、本を読んでいる時に、口が寂しくなった時に口の中に入れるのに最適です。
・要はアルコール風味があっても、アルコール分を摂取してはNGなシチュエーションに、最適な食べ物であるということです!
・下の画像は昨年の今頃、作った梅の砂糖漬けです。
・こちらの梅は南高梅ですが、かなり熟した段階で砂糖漬けにしました。
南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!浸透圧の原理を、梅酒や梅の砂糖漬けへ応用!
・梅酒作りや、梅の砂糖漬けは浸透圧の原理を利用します。
・基本的に以下の考え方(不等式)によって『梅』のシワシワができます。
・梅の糖度<砂糖漬けの砂糖の量(言い換えると糖度)⇒梅が梅の水分やエキスを皮を伝わって、外部に流出します。
・その結果、梅はシワシワになります。
・完熟梅は梅の糖度が高いので、シワシワにならない、またはシワシワになりにくい状況になります。
・梅の糖度<砂糖漬けの砂糖の量・アルコール量(言い換えると糖度・アルコール度数)⇒梅が梅の水分やエキスを皮を伝わって、外部に流出します。
・1次浸透、2次浸透等細かい説明は省略します!
・その結果、梅はシワシワになります。(要するに、基本的には梅酒に使用する、梅としての使命は終わっています!)
・言うなれば『出し殻』です。
・一家の梅酒や梅の砂糖漬けの目指す目的によって、作り方は異なってきます。
・梅酒のように、梅の持つ全てのエキスをお酒の中に流入させたいというならば、梅がワシワになるまでエキスを搾り取る手法の方が良いと思います。
・そのようなシワシワになった梅であったとしても、なお、依然として梅は美味しく食べることができます!
・基本的に以下の考え方(不等式)によって『梅』のシワシワができにくくなります。
・梅の浸透圧≧砂糖漬けの砂糖の量・アルコール量(言い換えると糖度・アルコール度数)を利用して、梅の内部の糖度と外部のアルコール・糖度がほぼイコールになるようにすると、梅の内部の成分と外部の成分が、相互に交流を開始します!
・また、梅のエキスを外部に流出させることなく、梅をおいしく、また、梅も美味しく食べるような場合は、砂糖やアルコール等の外部の浸透圧の方を薄くなるよう調整する方法です。
・このやり方を選択するとは、梅の外側にあるアルコール等には梅エキスは浸透しにくくなります!
・したがって、何が美味しいか等絶対的な基準はありません。
・あえて言えば、『一家で美味しく食べられる梅酒・梅の砂糖漬け』がベストということになります!
南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!梅の砂糖漬け・梅酒作り
・各家庭で秘伝の梅酒作りや梅の砂糖漬けの方法があると思います。
・また、甘さやお酒の濃度についても各家庭が好む、門外不出のレシピがあります。
*要するに、各家庭の奥様が腕を振るう『魔法の味付け』です!
・更に言えば、青梅また完熟梅をどちらかを使用するか各家庭で異なると思います。
・要するに、梅の砂糖漬けも、梅酒も一家団欒の会話の『潤滑油』になれば良いだけです。
・場合によっては一家の構成員の好みに応じて(例えば、老若男女etc)糖度や、お酒の濃度を変えてみるのも『1つの方法』だと思います。
・よって、以下はロビン一家で行っているレシピです。
南高梅(3Lサイズ)10キログラムで梅酒・梅の砂糖漬け作り!ロビン一家の梅の砂糖漬け・梅酒作りのレシピ
我が家での梅の砂糖漬け・梅酒作りのレシピは下記のとおりです。
(1). 梅酒作り・梅の砂糖漬けに使用するビンを消毒します。
*熱湯消毒し、乾かしておけばOKです!奥様はロビンの焼酎を使用して消毒しています。
(2).青梅の場合は、青梅を2~4時間ほど水につけてあく抜きします。
(3).梅を水洗いし、水気を切った後、乾いたペーパータオルの上で乾かす。
(4).梅がシワシワになるのを防止するため梅に5~6ヵ所程度の穴を開ける。
*梅の完熟度の濃淡とは別に、(4)の方法を使用して、梅と外部のアルコール等の浸透圧を調整して、梅のシワシワを調整することができます!
*要するに梅の砂糖漬けも、梅酒の作成も浸透圧の濃度を調整してあげることによって、美味しいモノを作ることができます!
(5).梅のヘタを取り除きます。(腐敗防止のためです!)
(6).梅を入れ、その上に氷砂糖を乗せ、梅と氷砂糖を交互に入れていきます。だいたい梅1キロに対し氷砂糖1キロです。
*上記(6)の場合は、かなり甘くなります!(この割合は各家庭で異なると思います。)
・ロビンの奥様は梅のままの形で作成する場合は、完熟梅を購入し(2)~(4)は省略します。
・青梅でシワシワの梅を作りたい場合は、上記(4)を省略しています!
・今回は梅の砂糖漬けのみを作りました!
・大きい方の瓶には3キロ弱、小さい方の瓶には約2キロ弱の梅が入っています!
・後日、約残りの半分で梅酒作りを行います!