キャンピングムーン社のカセットガスボンベからOD缶(アウトドア缶)にガスを充てんする、Z11とZ15アダプターについて、記事化します。

ロビンが購入した、ガス充填器は下記画像のとおりです。

この充てんアダプターは、まだ1回も使用したことがないので、部品などの形状レポートのみです。

なお、充てんアダプターを使用した作業には3つの重要なポイントがあり、それら3つのポインについては下段に記述したので、ご覧ください。


購入したのは、下記画像の商品です。

この充てん器は、Z11とZ15の2つのパーツを合体させて、1つのパーツ(アダプタ)にしたモノです。

したがって、この充てん器は、もとの姿であるZ11単体でも、Z15単体でも使用できます。

下記画像の赤い楕円形で囲った部分が、Z15です。また青い楕円形で囲った部分がZ11です。

ガス充てんアダプター。カセットガスボンベからOD缶へ。充てんの接続例

Z15単体ではアウトドア缶(OD缶)からアウトドア缶(OD缶)のガス充填ができます。

例えば、フィールドに行き、半分以下に減ったアウトドア缶(OD缶)2つ、または、3つを1個のアウトドア缶(OD缶)にしたい場合、画像では少し見えづらいのですが、Z15アダプターのIN(イン)と書いてある口に、満タンなどのOD缶を接続して、OUT(アウト)と書かれた方の口に、フィールドで使用によって中身が減った方のアウトドア缶(OD缶)を接続します。

カセットガスボンベのガスを充てんさせたい場合は、Z11のアダプターに接続します。

以下、順を追って記事化します。

下記画像のオレンジ色の楕円形部分がZ15単体です。

これを使用してOD缶⇒OD缶のガス充填を行います。

下の青い楕円形で囲った部分を合体させるとカセットガスボンベのガスをOD缶に充てんさせることができます。

Z23-OD。OD缶用変換ガスアダプタ-3つのポイント。ガスの性質またOD缶の耐用回数

充てんの際は。下記3つのポイントに留意すると効率的な充てん作業が行われます。

1.ガス(気体)は空(エンプティ)の缶に向かって、満タンの缶から移動します。

また、温度が高いガス缶⇒低いガス缶に向かって移動します。

OD缶⇒OD缶。CB缶⇒OD缶の場合もこの原理を応用します。

2.充填される側(下側)を事前に冷やし、補充する側(上側)を蒸しタオルなどで温めながら作業すると、スムーズにガスを入れることが出来ます。

3.サイフォンの原理も応用できます。

つまり、容量満タンのガス缶を上側に、容量が減った充てんされる方のガス缶を下に配置することで、上記の原理の相乗効果が狙えます。

なお、OD缶の耐用ですが、バルブ(缶の金属部分のことではありません。)の目視または検索キットがあれば別でしょうが、バルブは使用または経年劣化しますので、新品のOD缶へのガス充填は3回から5回をメドにした方がベターではないでしょうか。

OD缶の耐用回数については、理論的な裏付けはありません。ロビンの感(感覚)で思っているだけです。

つまり、新品のOD缶を使用しても、5回で充てんはおしまいです。

フィールドに行った際に、充てん(満タン)にしたはずのOD缶がエンプティ。また、OD缶のバルブからガス漏れなど。人為的な事故は未然に防ぐことが大事です。

ガス充てんアダプター。カセットガスボンベからOD缶へ。充てん以外の接続例

Z15アダプターについて記述します。

Z15単体でも、下記画像のような使用方法もありますが、今回は、アウトドア缶(OD缶)のガス充填に絞って記述を進行させたいので、下記画像のような使い方は割愛します。

過去記事「3脚アダプターで広がるカセットガスボンベ用途」は、下記のリンクをクリックしてください。

過去記事「カセットボンべがOD缶対応になる。Z10変換アダプターなど」は、下記のリンクをクリックしてください。