キャンピングムーン(CAMPING MOON)社の、CB缶からOD缶対応の機器へ互換するアダプターを購入しました。
購入時点の2022年4月21日から、約6ヶ月経過したので、レビューを記載します。
カセットガスボンベは、ドロップダウンが発生しやすく、反面、アウトドア(OD)缶は比較的ドロップダウンが起きにくいという性質を持っています。
しかしながら、どこでも手に入り、かつ、3本300円内外という価格の安さはカセットガスボンベの大きな魅力でもあります。
当記事では、キャンピングムーン社のガス変換アダプター(CB缶やOD缶)に対応する記事を記述します。
従来OD缶しか使用できなかった機器が、キャンピングムーン社のガス変換アダプターを使用することで、ガスケーブル(ガス管のことです。)を延長したり、CB缶を使用できるようになったり、また、基台(ベースメント)が使用できたりできます。
ケースに分けて1例を記事化しますが、記事以外にも、沢山応用化する方法はあります。
Z10。またZ10+Z16とZ13Mなどを使用した体験を記事化しました。カセットガスボンベの使用方法や楽しみ方が広がれば幸いです。
カセットガスボンべがOD缶対応になる。Z10変換アダプターだけを使用する場合
Z10番とZ11番で連番になっていますが、Z10は若干内径が大きいです。Z11は、若干内径が小さいです。
また、Z10に装着されている、割りピンのようなセイフティースタンドは、ラジオペンチなどで簡単に外せます。
そして、再装着も簡単にできます。
アマゾンの同製品のQandAには、下記のとおりの回答が行われています。
質問者 Sotoフュージョントレック sod-330で使っている方に質問です。
当方、垂直型の(z11)を持っていますが、アダプター側の内径が合わないのか、ホースに接続出来ません。z11もz10も内径が「2.2cm」とありますが、実際は何cmでしょうか?
回答者(メーカー):Z11ではなく、Z10をご使用していただきたいです。SOD-330使用のためにZ10の内径を広げてあります。Z10との交換にて対応させていただきますので、販売店側にご連絡いただけたら幸甚です。
ロビンも内径が小さくて合わなかったりした場合を懸念して、Z11ではなく、Z10を購入しました。
カセットガスボンべがOD缶対応になる。Z10は、基本的には横置きタイプ
Z11やZ10は、CB缶(カセットガスボンベ)をOD缶に接続するアダプターです。
Z10は内径が若干大きめで、かつ、横置きにした場合、ゴロゴロ転がらないように、作られています。
Z11は、内径が若干小さめです。
カセットガスボンべがOD缶対応になる。Z10を縦置きとして使用する
本来は横置きタイプとして使用するZ10をセイフティースタンドを外して、縦置きタイプとして使用してみます。
Z10だけを使用するケースです。
Z10タイプは下記画像のとおりです。
OD缶に接続する面は、下記画像のとおりです。
カセットガスボンベ(CB缶)に接続する面は、下記画像のとおりです。
なお、Z10型は、割ピンタイプのセイフティースタンドが取り付けられています。(ラジオペンチなどで簡単に脱着可能です。)
また、適合の可否については、下記のURL等に詳しく記載されていますので、ご確認ください。
URhttps://www.campingmoon.co.jp/shopdetail/000000000151/ct63/page1/order/
Z10変換アダプター。キャプテンスタッグM-8249に装着
例えば、下記画像のような接続方法ができます。
次はZ10だけを使用したケースです。
Z10に接続したのは、OD缶仕様のキャプテンスタッグM-8249です。M8808も同様です。
通常は、OD缶を取り付ける仕様ですが、Z10を介在させて、カセットガスボンベを取り付けます。
カセットガスボンベのジュニア(ミニ)(120g)タイプはOKですが、通常のタイプ(250gタイプ)は左右の足(スタンド)よりも長くなってしまいます。
したがって、通常のカセットガスボンベ(250gタイプ)を使用する場合は、左右の足の部分(下駄をはかせて)に、レンガやブロックまた板切れなどで少々高くする必要があります。
鉄のスタンド(左右の足)の部分に黄色い線を引きました。この黄色い線の部分までは左右の足でカバーされますが、この黄色い線を超える部分は、レンガやブロックまた板切れなどで少々高くする必要があります。
Z10変換アダプター。カセットガスボンベ(ジュニア)と通常のタイプ
カセットガスボンベのジュニア(ミニ)タイプが、LPG(液化ブタン)内容量は120gです。
普通のカセットガスボンベタイプが、LPG(液化ブタン)内容量は250gです。
概ね、燃焼時間は1:2になります。
アウトドアでは、ツーバーナーの火力容量や、風が吹いていたり、作るモノや人数や、火力を調整するヒトなどによって、カセットガスボンベの燃焼時間は異なってきます。
イワタニでは、3.5kW(3,000kcal/h)のこんろの場合、「強火と最大火力での連続燃焼時間で約1時間」。 とアナウンスしています。
これを踏まえると、ジュニア(ミニ)タイプは約30分ということになります。
ただし、最大火力で連続1時間燃焼させるということは、少々考えづらいことですので、現実的には概ね通常タイプで約90分。
概ね、ジュニア(ミニ)タイプは約45分というラインが標準ではないでしょうか。
Z10+Z16+Z13Mを使用した、アダプター延長ケーブルの使用
次は、Z10変換アダプターを装着したまま、Z16とZ13Mを使用します。
下記画像のように、Z10アダプターにZ13Mを合体させます。
赤い楕円形の左側部分がZ10(セイフティースタンドを外した)アダプターで、右側部分がZ13Mです。
Z10アダプター+Z13Mの合体後(青い楕円形の部分です。)、Z16(ホース)の末端(赤い楕円形の部分です。)にカセットガスボンベ(通常のタイプ)を取り付け、セーフティスタンドでカセットガスボンベがゴロゴロ転がらない用にして完成です。
下記画像のようになります。
ホースにはZ16とZ17があります。機能は全く同じですが、長さがそれぞれ約55センチと約107センチで異なります。
長さはヒトそれぞれの考え方がありますが、Z16のケーブル(ホース)の長さ=約55センチあれば十分余裕があり、カセットガスボンベも余裕で横置きで寝かせて使えます。
ロビンは、取り回しのことを考えて約55センチのZ16にしました。
アウトドアで、煮物などを作る場合は、カセットガスボンベの3本連装タイプもあります。
基本的な考え方は同じです。(燃焼時間が違うだけです。)
Z10+Z16+Z13Mを使用した、カセットコンロへの接続
これも、アダプター延長ケーブルの使用した例です。
要するに、カセットガスボンベに接続するケーブルを長くした例です。