ケロシンストーブのバーナーヘッドは、取り外して、バーナーヘッドに亀裂などが入っていないかどうか。
また、ついでにバーナーヘッドの洗浄も行ってみます。
洗浄の方法、また使用している薬剤については、ヒトそれぞれですが、今回は、下記記事のような薬剤を使用して洗浄しました。
また、洗浄後は、バーナーヘッドを丁寧に乾燥させて、再装着して使用します。
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!バーナーヘッド洗浄の目的!
液体燃料(灯油・ガソリン)を燃料として燃焼させるストーブ等は、長年の使用によりバーナーヘッドに煤やタールが蓄積することがあります!
放置しておくと、固着がひどくなる場合があります!
また海外からビンテージモノのストーブ等を輸入した場合は、前のオーナーがどのような使い方をしていたのか分からない場合があります。
さらにオーナーが1人でなく複数の場合もあり得ます。
ロビンは輸入で着荷したビンテージモノ・使用済みで整備してストックしておきたいモノは、時間をみつけて余分な煤・タールを落としてストックしておくようにしています。
上記のようにすれば、ビンテージモノであっても長く大切に使用できます!
下の画像は左2つが使用済で、右の1つが未使用品です。左の2つは外見は磨いてませんが、中の管は洗浄しました!
*外見は、また即、真っ黒になるので磨いていも意味がないので行っていません!
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!ペトロマックスストーブ(灯油)、バーナーヘッドの洗浄
バーナーヘッドのタールや煤を落とすには、今回の方法だけではなく種々あります。
今回、紹介する方法は時間の余裕があって、楽しみながら行う方法です。
漬け置きの時間は余裕をもって1週間くらい行ってみてください!
よって時間のない方は今回の記事ではなく、次回の記事を参考にしてみてください!
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!事前に用意するモノ
下の画像の様な、古くなった歯ブラシ・100均ショップで買ったコップ洗浄用ブラシ・同じく100均ショップで買った細めの洗浄用ブラシを用意します。
花咲かGタンククリーナーとサンエス K-1 36-5541を使用しますが、コレはどちらか1個でOKです。
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!花咲かGタンククリーナーの使用法
下の画像の花咲かGタンククリーナー⇒1週間くらい漬け置き洗浄しました!(対象物イギリスNo12ストーブ・ペトロマックスバーナーヘッド他数種)
花咲かGタンク・クリーナーは、鉄製のガソリンタンク内のサビ取り、防錆剤です。
ロビンは花咲かGタンククリーナーの原液を10倍に希釈して使用しました。
上記の要領で希釈した水溶液を満たしたボウルの中に1週間漬け置きしました。
1週間というのは週末に行って、翌週まで暇がなかったので1週間放置しました!
この水溶液は洗浄後に洗浄したモノに皮膜を作るトリートメント効果を有する洗浄液で、昔から固定ファンが多いモノです!
いわゆる石鹸と同じく、界面活性剤を主原料にしているので、ガソリンタンクの塗装面を傷めることもありません。使用後の廃棄処理も容易です。中性で、環境にも“優しい”といえます。
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!サンエス K-1の使用法
または下の画像のサンエス K-1 36-5541⇒漬け置き洗浄はNGと記載してありましたが、3日間ほど漬け置き洗浄しました!
対象物イギリスNo12ストーブのバーナーヘッドを3台まとめて洗浄した際は10リットルほど洗浄液を使用しました⇒10リットルでサンエス K-1 36-5541が500グラムですので水溶液の濃度は5%になります。
上記サンエス K-1 36-5541で5%の水溶液を作り方は、洗浄するモノにも異なってきますが、イギリスNo12ストーブペトロマックスバーナーヘッドの洗浄の際は10リットルの水溶液を使用しました!
また、10リットルが分からない場合はペットボトル(2リットルのモノ)を5回分で薄めると完了です!
ぬるま湯使用と書いてありますが、多少熱くとも全然okです!
下記リンクでは、ケロシンストーブ(バーナー)全般について、楽しさ!安全な運用!半永久的に使用するために!ロビンの記録を綴っています!
ケロシンストーブ(バーナー)のおすすめ!比較テスト!楽しさ!安全な運用方法を記載しています!
ケロシンストーブ・バーナーヘッドの洗浄!花咲かGタンククリーナーとサンエス K-1 36-5541の使用後の感想
最初は大きめのブラシを使用し、仕上げは小さめのブラシでクリーニングします!
目的は、下のどちらか1種類のモノを使用して手の届かないバーナーヘッドの中にこびりついた煤やタールを根こそぎ落そうというモノです!
界面活性剤の働きによる花咲かGタンククリーナーは汚れもさることながらトリートメント機能に期待して使用しました。
また、汚れの落ち具合そのものならば、サンエス K-1 36-5541の方がゴッソリ汚れが落ちました!
ただし、サンエス K-1 36-5541は洗浄後⇒真水(水道水)でサンエス K-1 36-5541を洗い落とし⇒日陰干し後⇒下の画像のKURE 6-66 を少量噴霧後⇒再度日陰干しを行いました!
*どちらが良いということではなく、『何をしたいのか!』によって花咲かGタンククリーナーとサンエス K-1 36-5541の選択するモノが異なってくると思います!
バーナーヘッドの詰まり具合や洗浄重視より、次回使用まで洗浄、かつ、トリートメントならば花咲かGタンククリーナーが良いと思いますし、この際徹底的に汚れを落としておこうというのであるならば、サンエス K-1 36-5541が効果的と思います!