ホエーブス625のポンプロッド・逆流防止弁のメンテナンス!適正な圧縮空気作成に絶対に必要!
・ホエーブス625で適正な圧縮空気を得るには、ポンプロッド・逆流防止弁のメンテナンスが必要です!
・ポンプレバーを操作してポンピングを行っても、空振りが多かったり、適正な圧力が得られない場合が多い場合は、品番A-22の革パッキンが機能を果たしていない場合が考えれます。
・A-22の革パッキンに革用グリスを塗布して使用できる場合は、グリスを塗布して、萎んでしまった革パッキンを指でなめすようにして革パッキンを広げてみます。
・これによってパッキンが押し出す面積が拡大して、ポンピング効率が画期的に改善されるケースがあります!
・次に、給油口付近から燃料が逆流する場合は、逆流防止弁パッキン等が機能を十分に発揮していないことが考えられます。
ホエーブス625のポンプロッド・逆流防止弁のメンテナンス!ポンプロッドのメンテナンスの留意点
・下の画像は上記A-21からA-28までがポンプロッドを構成するパーツ群です。
・このポンプロッドのメンテナンスを考える場合、ダメージが考えられる箇所はA-22の劣化・損耗です。
・革パッキンは案外長持ちしますので、A-22の革パッキン部分にグリスを塗布して使用できるならば、萎んでしまった革をグリスを塗布して再使用します。
・その時の検証方法は、一旦グリスを塗布して革パッキンをベストな状態にした後、ポンプシリンダーのA-19の穴を指で塞ぎながらポンピングを行います。
・その際にA-19の穴を塞いだ指に、圧縮した空気圧を感じるようであればA-22の革パッキンの改善(メンテナンス)はシッカリ完了です!
ホエーブス625のポンプロッド・逆流防止弁のメンテナンス!給油口付近からの燃料漏れ!1つめ!
・給油口付近からの燃料漏れ1つめのケース
・給油口付近からの燃料漏れは2つに分類できます。
・ポンプシリンダーの外部からジワジワと燃料が漏れてくるケースはA-20のゴムパッキンがダメージを受けているケースが多いです。
・その場合は上記革パッキンと異なり再使用は無理ですので、潔く交換することをお薦めします!
・古くなったA-20ゴムパッキンは、さながら石のように硬化していますので、先の尖ったドライバーのようなもので、ほじくり返しながら剥がし、新しいゴムパッキンに交換します。
ホエーブス625のポンプロッド・逆流防止弁のメンテナンス!給油口付近からの燃料漏れ!2つめ!
・給油口付近からの燃料漏れ2つ目のケース!
・もう1つの分類はポンプシリンダー内部からの燃料漏れです。
・このタイプの燃料漏れはポンプシリンダー内部の逆流防止弁のパッキンA-16が劣化・損耗している場合に起きます。
・この場合は逆流防止弁のA-12の先端をドライバー状のモノで、時計回りとは反対方向に回し、先端を外します。
・A-12を分解するとA-16・A-17・A-18のパーツに分解できます。
・A-16のゴムパッキンは自作、またはパーツ市場に流通しているゴムパッキンを使用して、新品に交換します!
・その際にA-12・A-16・A-17・A-18のパーツはホワイトガソリンやパーツクリーナーで洗浄しておくと、A-16のゴムパッキンを組み込んだ後に、逆流防止弁がスムーズに作動します。
・ホエーブス625のスピンドル交換は、下の工具を使用すると大変スムーズに行うことができます!